January 30, 2008

今週はため息ばかり!

・あの手この手でやってくるもんだ!
 1970年以降全くその言葉すら耳にしたことのない法案を提出してきた与党。呆れるのはその法案の名前が「国民生活」だって。

 福田総理は何かにつけ国民生活だの国民行政だのと口にするが、彼にとっての国民とはいったい誰のことなのだろうか?
政治家一家に育ったお坊ちゃんたちによる政治が続く中、この国は一体だれのために政治をしているのかそろそろ真の国民が声を上げねばならない時期にきているのではないだろうか?

 ガソリン税が国民の生活に負担だというマイナス面と便利な道路の建設整備という表向きの名目を掲げた利権のための法では何が国民のためになっているのだろうか?
1Lに対し、25円もの税を上乗せすることがどれほどのことかすらわからない国会議員に黙って政治を任せなければならないなんて許せな〜い!!

 ここまで血税の使い道が不明瞭でよいわけないよね。国民の声が直接届かない政治もありえないよ。


・アメリカが羨ましくなる
 アメリカの大統領選を見ていると、国民一人一人が、誰が生活を守ってくれるのかを考え自らの意思で大統領候補を選んでいる。
そして支持する候補者の票の行方に一喜一憂してる。はたで見ていてうらやましくも感じる。あそこまで夢中になって大統領の候補者、(大統領じゃなくて候補者だよ!!)を選ぶなんて。


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b>・総理ってなにする人だよ!
 福田総理が誕生した時に世論調査などで「よかった! 期待できる」と答えた人たちは本当にそう思っていたのだろうか?
問題山積で一見勢いだけはありそうな内閣だったが、あの福田総理のリーダーシップで期待などできるわけがないじゃない。

 案の定福田氏の発言は総理としてあるまじきもの。
「ぼくちゃん、し〜らない!」で通ると思っているのだろうか?

 政治家たちが繰り広げる国会劇場は直接私たちの税金だの年金だのと関係ないものだったら、傍観者としてはあまりに子供っぽくて笑える。

が、笑ってばかりもいられない。
なんとかならなのかね!!

・これも.......。
 大阪知事選であの橋下弁護士が圧勝した。
予想はしていたが、関東で生まれ育った私には大阪府民が投じた票が理解できない。

 当選時に姿を現した橋下氏はタレント時代に比べるとやや精悍な顔つきに変わっていた。
二ヤけたタレント弁護士よりは少しはマシになったように思えた。選挙戦が彼を少し変えたのかもしれないが、知事として彼に何を期待するかは、今のところ私には考えられない。

 ひとつだけ想像したのは大相撲の大阪場所で橋下氏が土俵に上がるのかってこと。
あの東国原知事も牛一頭を引きながら土俵に上がった。
彼は政治家とタレントの顔をうまく使い分けているが、今後橋下氏はどのような顔になっていくのだろうか?



 

January 25, 2008

そんなんでいいわけないでしょ!

・年金特別便はやっぱりブーだよ!
 昨年末桝添氏が「該当者へのクリスマスプレゼントかお年玉になる」と息巻いた年金特別便がやっぱり上手く機能していないことがわかり、新たな対策に打って出た。

 それもそのはず、幾つもの職場で就労した経験のある人にとって、「空白を埋めよ」的な入試のような書類が送られたって、すべて埋め尽くせるとは考えにくい。今回特別便が送られた85%の人は「これでOK」と返事を出したと言うが、その中の何人かは思い出せずに「OK」と返事をしたことが厚労省の調べでわかっている。
つまり特別便には本人のものと思われる就労(年金加入)記録のすべてを提示しているわけではなく、わかっている年金加入記録だけを提示し「これでいい」と言わせるかのように送りつけていたと思えて仕方がない。

・子どもだってあきれるよ 
 今回桝添氏がかすかに笑顔を浮かべながら話した内容は、「全部思い出さないと受取額が少なくなっちゃうよ。思い出せない人は聞きにおいで。そしたらヒント出してあ〜げる」ってなこと。
なんだこれ!

 さらにわざわざ赤い字で、「ここんとこを思い出すんじゃ!!」と印までつけてくれているのだとか?
「どうですか?わかりやすくなったでしょ?」と言う桝添氏。
必要があれば再度見直すと付け加えてはいたが、そもそもヒントになる内容を知っているのならばはじめから教えてくれればいいのに、と思うのは私だけだろうか?

・足を運ぶのはそっちでしょ 
 個人情報の問題だとかってもっともらしい言い訳をしているが、そんなことを言うなら一件一件アポ取って訪ねて行って話をすればよい。
民間の生保や損保は呼んでもいないのにやたら訪ねたがるし、HNKの受信料取り立てオジサンたちだって、受け取るまでしつこく来るっていうじゃない。

 自らの不祥事で「年金問題」を招いた厚労省はテレテレ仕事している税金泥棒さんたちに「お訪ねマン」のお仕事をやらせたらどうですかね。人に頭を下げることを知らない国家公務員さんたちにはちょっと厳しすぎるお仕事かな?
でも、この「年金問題」はそれくらい厳しいことなんだってことを思い知ってもらいたいよ。

・わからない人にいくら言っても通じないと思うけど
 年金保険料を支払くことは大きな負担だ。それでも老後の保障と思うから皆苦労して払い続けているんだよ。
それを「この穴埋め問題を解けた人には年金をもっと払ってあげます。ヒントはこれ!さぁ考えてみよう!!」
なんてことあり得ないよ!!





 

January 20, 2008

果たして何かが変わるのか?

・あの東国原知事が?!
 東国原知事をはじめ地方行政のトップの有志と有識者たちが新しい政策グループを立ち上げた。国をどげんかするためには地方から声を上げて国政に喝をいれようというのだ。

 確かに格差社会の是正など、都市部の政治家がわかったような顔をしていかにもやってやったかのようにふるまわれても何の解決にもならない。現実を知る政治家が真実を伝えることの意味は大きい。しかし、この集団の中でも格差が生じる恐れはないのだろうか?

 東国原知事は宮崎をどげんかするためにこのような集団を立ち上げ同じように地方の声を中央に届けたいとする仲間と手を組んだ。そのことについては目的が一致していると言えるのかも知れないが、今後どのようの方向に進むのか期待とともに、抹殺されないか不安もある。

 私の尊敬する先輩である須藤甚一郎氏はリポーターから突然目黒区議に転向した。リポーターとして全国区だっただけになぜ区議に?と驚きの声もあったが、その後の彼の活動を見て地方行政こそ私たちの生活に密着していることを認識した。

 ちょっと前に話題になった政務調査費の問題も、須藤氏らの活動から品川、目黒の区政から全国区の問題となって報道でも取り上げられた。

 また、少子化社会でいかに子供たちを育てていくか、子育て支援などは各地方行政によって差がありすぎる。ちなみに私の住む東京都江東区では区長が変わったと同時に中学卒業までの子供の医療費はタダになったという。このような子育て支援などは都市部の方が子供の数が少ないことと、企業が多く税金が集まるという理由から区民のための政策になっているようだ。

 世界中を見回してみるとカナダでは医療費はゼロ。また、学費にいたっては日本は世界の最低ランクだと言う。
このような子育て支援は地方行政によって格差があってはいけないと思う。これこそ国の政策なのではないだろうか?

 かつて地方にできることは地方に任せると言った政治家がいたが、何が地方で何が国なのか再度分担を見直す必要があると思う。
ちなみに彼が進めた郵政民営化は誰のためになったのだろうか?

 消費税を上げるとか上げないとか常に話題になっているが、外国の例を見るように医療費がかからないとか、子育ての負担が軽減するとか、老後の生活の安定が保障されると言うのならば国民も納得せざるを得ない。闇雲に税率ばかり上げられて、政治家は変わらず生活しているのではたまったものではない!!

・消費者のための政策
 党派を超えて消費者の生活の向上を目的とした活動をしようとする動きがあるという。
どれだけのメンバーがそろっているのか詳細はわからないが、表だった面子を見る限りでは「あなた方は本当の庶民の暮らしをどこまでご存じですか?」と問いたくなる。
与野党の連立でこの政策を進めていければよいと言う話もあるようだが、それでは結局強いものに巻かれておしまい!ってことになりかねない。
 
 与党、野党、(もっと別の政策集団があっても良いと思う)それぞれがあらゆる施策を提案し、国民に分かるように説明し、最後は国民投票できめたらどうだろうか?
国民の声を反映すると言ったって結局は政治家たちが閉ざされた中で決めているにすぎないし、先日の新テロ法のように民意がでていたにも関わらず最後はねじれ効果で民意無視された。

あ゛〜誰か国民から「ついて行きます」と言わせるくらいの政策を打ち出してくれる政治家はいないのかね!






January 17, 2008

何を信じればよいのか?

・民主党大会
 民主党が党大会を開催した。先日の新テロ法成立の瞬間党首である小沢氏が議会を早退した件は党内からも説明責任が問われているが小沢氏は明言を避けた。優先順位云々という話も出たが、ねじれ国会の理不尽な決議の瞬間こそがあ暴れ時だったのではないだろうか? 直後の総理不信任ってことはできなかったのだろうか?大阪府知事選も大事なのはわかるが、今民主党にとってやるべきことは民意を政治に反映させること。どこにそのチャンスが転がっているのかわからない。まして、議会を早退するなんて、ちょっと理解できないね。
 
 先日小沢氏をよく知るという元政治記者の方に話を伺うことができた。私は例の小沢プッツン発言について聞いてみた。元記者の答えは私にとって意外なものだった。「小沢さんっていう人はよくプッツンするんだよ。珍しいことじゃない」「そんな人が党首で民主党は政権をとれるんですか?」私。「どうかなぁ.......。むずかしいんじゃない?」
 私はあのプッツンについては「小沢さんには計算があったんだよ」くらいの答えを期待していた。しかし、なんと「よくプッツンするんだ」だって! これってどうしたらよいの?

 とにもかくにも私たち国民が期待するのは政治家のため政治ではなく、民意を生かした政治だ。そのためにも近く行われるだろう衆院選の準備段階から各政党の動きに注目していきたい。


・古紙100%はウソ?
 
 再生紙利用年賀はがきの古紙使用率に偽装が発覚した。この他コピー用紙なども古紙の割合に嘘があったと言う。
 私はここ数年、ティシュもトイレットペーパーも古紙100%にこだわってきた。また、我が家に届く郵便物でも、古紙を利用していると書かれているとそれだけで企業も、個人も信用できそうな気がしていた。でも、確かに、それが本当に古紙100%かなんてことは誰にもわからない。分かっているのはその紙を作った人だけだ。

 これまでは食品偽装が主な問題になっていたが、私たちの生活の安全を守る検査機関がどこまで機能しているのか、根本から見直す必要があるのではないだろうか? 誰も見ちゃいないから何やってもOK、そんないい加減な組織の集まりだったのだろうか?日本は。

 別に使う側からしてみれば古紙だろうが、新しい紙だろうがどちらでもよい。地球環境を考えるからこそ私たちは古紙にこだわる。

 日本はCO2の排出量削減にしても全く結果を出していないし、金で排出権を買えばよい、ってな考えで、結果が出せるわけはないよね。

 私の身近に信用できない人間が極々わずか存在するが、ここまで偽装が多いと日常生活の中でもいちいち疑ってかからなければならないのだろうか?
さみしい世の中だなぁ。
 

January 11, 2008

新テロ法と薬害肝炎救済法!

・はじめに.....
 ブログのタイトルを変えてみた。今までのタイトルは内容が伴っていなかったように思い、もっと私らしく「生活密着風」にしてみた。でも、そんなの関係ないかな?

・これでいいのか自民党?
 新テロ法が当たり前のやり方で通った。参院での野党勢力も結果的には時間の無駄を招いただけだった。誰もが分かってはいることだがどれだけの人が納得しただろうか?
1.アメリカ追随の新テロ法
2.何のための参議院
3.民主小沢党首不在の法案成立

 北日本では大雪が人々の生活にも影響を及ぼし始めている。そんな中で灯油の高騰。
ガソリンの最大値上げ。
そんな中で何に使われているかもわからなインド洋上の無料ガソリンスタンドの活動を黙ってヨシ!と言えるのだろうか? 油の種類は違うのかも知れないがよそ様にただで配る油を買う金があるのならば国民の生活に直接役立つ油を買ってくださいよ!! と、これまでもしつこく書いてきただけに非常に悔しい結果だった。

 小沢さんも大阪府知事選の応援になんか行ってないで、法案成立の瞬間に暴れるとかなんかしてほしかったよ。
米大統領が変わるとこの問題はどうなるのかなぁ。その辺はまだ勉強不足なのでどなたか教えてください。


・薬害肝炎救済法
 これは成立してよかったと言えるが、これでもごくごく一部の人のための法案でしかないのだそうだ。そういう意味では1000人位の人を対象にした法律ができたんだからすごいことだとは思うけど、実際にはB型C型肝炎の患者、感染者は350万人もいるのだそうで、今回の新法の対象になった人との線引きに一言も二言も申し上げたいって人もいるんだろうな?

・腎移植
 ちょっと話は違うが肝炎患者の訴えを聞きながら思い出したことがある。前にもちょこっと書いた気がするが、「腎移植」のこと。

 町を歩いていると「透析」と看板を掲げた医院が目につく。こんないも人工透析を受けている人が多いのかと、驚いてしまう。全国に17万人近くいるのだそうだ。費用は特例が適用されても月1万円。時間もかかるし、体への負担も相当なものなのだそうだ。
しかし、そんなきつい透析治療を続ける患者に腎移植の案内はほとんどないのだそうだ。

 「移植」と言うとべらぼうな費用がかかるようなイメージだが、実はそんなことはない。生体移植は保険適用になるので費用はゼロ。ドナーにかかる費用も保険でまかなえるのだそうだ。
ドナー探しに時間がかかるのでは?という心配も今では血液型が違っても移植は可能。これだけの条件がそろってもなかなか移植によって生まれかわろうって人は少ないのだそうだ。医師不足も原因の一つかもしれないが、何より移植に関する更生医療の説明をする人がいないのだ。透析病院にすれば高い設備を整えてお客さんが減っては商売にならないってわけだ。でも、本当に患者のことを思えば透析を待つ患者の目につくところに「腎移植」のパンフレットでも置いておいてくれれば親切なんじゃないのかな?

・何のための救済か?
 不治の病に苦しむ人々に対する救済と言ってもひとくくりにするのは難しいのはわかる。しかし選択肢があるなら、せめてそのことくらいは知らせるべきではないのか?

 薬害肝炎の患者にとって救済は支えの一つにはなっても、病が完治するわけではない。その苦痛をどこまでわかっているのだろうか?
普通に結婚し待ちに待ったおめでた、その喜びが一瞬にして苦痛に変わってしまった母と家族の暮らしをどこまで理解しての法律か?

 選挙が近いこの時期に本当の意味が伝わっては来なかった。