January 17, 2008

何を信じればよいのか?

・民主党大会
 民主党が党大会を開催した。先日の新テロ法成立の瞬間党首である小沢氏が議会を早退した件は党内からも説明責任が問われているが小沢氏は明言を避けた。優先順位云々という話も出たが、ねじれ国会の理不尽な決議の瞬間こそがあ暴れ時だったのではないだろうか? 直後の総理不信任ってことはできなかったのだろうか?大阪府知事選も大事なのはわかるが、今民主党にとってやるべきことは民意を政治に反映させること。どこにそのチャンスが転がっているのかわからない。まして、議会を早退するなんて、ちょっと理解できないね。
 
 先日小沢氏をよく知るという元政治記者の方に話を伺うことができた。私は例の小沢プッツン発言について聞いてみた。元記者の答えは私にとって意外なものだった。「小沢さんっていう人はよくプッツンするんだよ。珍しいことじゃない」「そんな人が党首で民主党は政権をとれるんですか?」私。「どうかなぁ.......。むずかしいんじゃない?」
 私はあのプッツンについては「小沢さんには計算があったんだよ」くらいの答えを期待していた。しかし、なんと「よくプッツンするんだ」だって! これってどうしたらよいの?

 とにもかくにも私たち国民が期待するのは政治家のため政治ではなく、民意を生かした政治だ。そのためにも近く行われるだろう衆院選の準備段階から各政党の動きに注目していきたい。


・古紙100%はウソ?
 
 再生紙利用年賀はがきの古紙使用率に偽装が発覚した。この他コピー用紙なども古紙の割合に嘘があったと言う。
 私はここ数年、ティシュもトイレットペーパーも古紙100%にこだわってきた。また、我が家に届く郵便物でも、古紙を利用していると書かれているとそれだけで企業も、個人も信用できそうな気がしていた。でも、確かに、それが本当に古紙100%かなんてことは誰にもわからない。分かっているのはその紙を作った人だけだ。

 これまでは食品偽装が主な問題になっていたが、私たちの生活の安全を守る検査機関がどこまで機能しているのか、根本から見直す必要があるのではないだろうか? 誰も見ちゃいないから何やってもOK、そんないい加減な組織の集まりだったのだろうか?日本は。

 別に使う側からしてみれば古紙だろうが、新しい紙だろうがどちらでもよい。地球環境を考えるからこそ私たちは古紙にこだわる。

 日本はCO2の排出量削減にしても全く結果を出していないし、金で排出権を買えばよい、ってな考えで、結果が出せるわけはないよね。

 私の身近に信用できない人間が極々わずか存在するが、ここまで偽装が多いと日常生活の中でもいちいち疑ってかからなければならないのだろうか?
さみしい世の中だなぁ。
 

Posted by saelie at 00:38:49 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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