January 11, 2008

新テロ法と薬害肝炎救済法!

・はじめに.....
 ブログのタイトルを変えてみた。今までのタイトルは内容が伴っていなかったように思い、もっと私らしく「生活密着風」にしてみた。でも、そんなの関係ないかな?

・これでいいのか自民党?
 新テロ法が当たり前のやり方で通った。参院での野党勢力も結果的には時間の無駄を招いただけだった。誰もが分かってはいることだがどれだけの人が納得しただろうか?
1.アメリカ追随の新テロ法
2.何のための参議院
3.民主小沢党首不在の法案成立

 北日本では大雪が人々の生活にも影響を及ぼし始めている。そんな中で灯油の高騰。
ガソリンの最大値上げ。
そんな中で何に使われているかもわからなインド洋上の無料ガソリンスタンドの活動を黙ってヨシ!と言えるのだろうか? 油の種類は違うのかも知れないがよそ様にただで配る油を買う金があるのならば国民の生活に直接役立つ油を買ってくださいよ!! と、これまでもしつこく書いてきただけに非常に悔しい結果だった。

 小沢さんも大阪府知事選の応援になんか行ってないで、法案成立の瞬間に暴れるとかなんかしてほしかったよ。
米大統領が変わるとこの問題はどうなるのかなぁ。その辺はまだ勉強不足なのでどなたか教えてください。


・薬害肝炎救済法
 これは成立してよかったと言えるが、これでもごくごく一部の人のための法案でしかないのだそうだ。そういう意味では1000人位の人を対象にした法律ができたんだからすごいことだとは思うけど、実際にはB型C型肝炎の患者、感染者は350万人もいるのだそうで、今回の新法の対象になった人との線引きに一言も二言も申し上げたいって人もいるんだろうな?

・腎移植
 ちょっと話は違うが肝炎患者の訴えを聞きながら思い出したことがある。前にもちょこっと書いた気がするが、「腎移植」のこと。

 町を歩いていると「透析」と看板を掲げた医院が目につく。こんないも人工透析を受けている人が多いのかと、驚いてしまう。全国に17万人近くいるのだそうだ。費用は特例が適用されても月1万円。時間もかかるし、体への負担も相当なものなのだそうだ。
しかし、そんなきつい透析治療を続ける患者に腎移植の案内はほとんどないのだそうだ。

 「移植」と言うとべらぼうな費用がかかるようなイメージだが、実はそんなことはない。生体移植は保険適用になるので費用はゼロ。ドナーにかかる費用も保険でまかなえるのだそうだ。
ドナー探しに時間がかかるのでは?という心配も今では血液型が違っても移植は可能。これだけの条件がそろってもなかなか移植によって生まれかわろうって人は少ないのだそうだ。医師不足も原因の一つかもしれないが、何より移植に関する更生医療の説明をする人がいないのだ。透析病院にすれば高い設備を整えてお客さんが減っては商売にならないってわけだ。でも、本当に患者のことを思えば透析を待つ患者の目につくところに「腎移植」のパンフレットでも置いておいてくれれば親切なんじゃないのかな?

・何のための救済か?
 不治の病に苦しむ人々に対する救済と言ってもひとくくりにするのは難しいのはわかる。しかし選択肢があるなら、せめてそのことくらいは知らせるべきではないのか?

 薬害肝炎の患者にとって救済は支えの一つにはなっても、病が完治するわけではない。その苦痛をどこまでわかっているのだろうか?
普通に結婚し待ちに待ったおめでた、その喜びが一瞬にして苦痛に変わってしまった母と家族の暮らしをどこまで理解しての法律か?

 選挙が近いこの時期に本当の意味が伝わっては来なかった。


Posted by saelie at 21:35:24 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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