October 29, 2007

ほんのひと時楽しみました。(ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました。)

・落語芸術協会ファンの集い
 昨日10月28日新宿の芸能花伝舎というところで、落語芸術協会の「芸協らくごまつり」がおこなわれるということで、私の師匠でもある須藤甚一郎さんと出かけた。今年が初めてのイベントと聞いたが、あまりの大盛況ぶりに目が回りそうなほどだった。

 落語芸術協会には私のリポーターの先輩が3人いる。
いろいろアドバイスしてくれる三笑亭夢丸さん
私の親友柳亭楽輔さん
晩ごはんのヨネスケさん。

・個性ゆたかな出し物
 芸協所属の落語家をはじめ芸人さんたちが、バンドで演奏したり、自分たちで企画した屋台を出したり、何でもありのイベントだ。

 夢丸さんは趣味で仕事でもある、つりの屋台。と言ってもお子様向けの駄菓子の釣り堀をやっていた。子供たち相手にしゃがみ込んであれこれ世話を焼いている姿はいつも夢丸さんより200倍もやさしいおやじさんに見えた。

 
・らくちゃんの静岡おでん
 私の親友の楽輔さんは彼の地元の静岡のおでんやさんを開いた。
これは今回のイベントの中で最も力が入っているんじゃないかと思える屋台だった。(落語より力はいってたよ!)

 店主はもちろん楽ちゃんなのだが、地元静岡からもたくさん応援の人が来ていて、おでんも静岡から直接運んできたもの、汁も種も本物だ。

 静岡のおでんというのは駄菓子屋系と居酒屋系があるのだそうで、種に櫛が挿してあるのが特徴だ。汁の味付けは濃いめの醤油味なのだが、種から出た甘味なのか、甘い味付けをしているのか、関東の味付けよりも少し甘味が強い感じがした。
種の一番人気は「黒はんぺん」関東でいうところのつみれをはんぺんのように薄く延ばしたようなもので、つみれ色で小判のような形をしている。

・あっという間に....... 
どの屋台も行列ができる盛況ぶりだったが、「楽ちゃんの静岡おでん」は種が間に合わないほどの人気で午後2時には完売となってしまった。
このイベントのために楽ちゃんは屋台の外装、ちょうちんなどすべて作ったのだそうだ。どうやら毎年このイベントでおでんやをやるつもりらしい。今年食べそびれた人は来年ぜひ食べてみてはいかが?

・さすが!静岡の星
 そして、らくちゃんのおでんを買うとくじ引きができて、その景品がなかなかよいのだ。
私は3等でな、なんと静岡市長提供のお茶だった。
芸協のイベントでらくちゃんのコーナーは静岡市をあげての応援って感じだった。
あれでも地元の英雄なのだろうか?????


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台風一家の雲ひとつない秋晴れの日、ほんのひと時だったけれど楽しい祭りと芸人さんたちの素顔に触れることができた。


・芸能花伝社ってなんだ?
 そうそう、芸能花伝舎って知ってますか?
廃校になった新宿の淀橋第3小学校の建物も運動場もそのままで、芸能関係の団体の事務所として使っている「オフィスビル?」だそうだ。
現在はあいている教室(部屋)はなく、その中に芸協をはじめ歌舞伎などの伝統芸能の団体がはいってる。
今回のように屋外でイベントをすることもできるし、体育館などを使って落語会などもできる。
なるほど、こんな使いかともあるのかと感心した。

October 26, 2007

明暗分ける挫折からの生還 (ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました)

・亀田一家は亀田興毅一家に
 亀田家を代表して興毅が一人で謝罪会見をした。言葉を選びながら、涙をこらえながら、たった一人で戦った。相手はマスコミだけではない。自分自身との葛藤、戦いだった。(金平会長の援護もあったが.......)

 そして最後まで彼は父をかばった、というか「自分たちをここまで育ててくれた世界一の父親だ」と言った。
そんな彼の姿を父親史郎氏はどのように見ていたのだろうか?

・興毅に軍配! 
 興毅の評価は上がった。若干20才で一家を代表して矢面にたった姿にこれまで亀田家に批判的だった人々までもがエールを送った。

 一方父史郎氏に対する批判的な目はこれまで以上に厳しいものになった。


・裏方の役割
 世の中には人を動かすのが得意な人がいる。裏方として才能を発揮する人。裏方なんだけど広報的な役割も担っていて、やたらと表に出たがる人。タイプは様々だけれど、気分よく人を動かすことにやたらと長けている。そんな彼らが最もその実力を試されるのが危機に直面した時だ。

 やはり信頼されるリーダーというのはどんな時でも人の前に立ち、どんな荒波にも自ら飛び込んでいくものだろう。それでこそ信頼関係が生まれるのだろう。

 今回の亀田騒動で、亀田家のリーダーだった父は最後の最後で逃げた。弱さを露呈した。
苦境からいかに這い上がるか? 父は這いあがれなかった。

・父のコンプレックスを背負わされた子供たち
 そもそも亀田家とは何なのだろう。
ボクシング好きの親子鷹。母のいない家庭でおやじが一人で3人の息子を自分の理想と重ね合わせながら育ててきた。

 ボクシング選手としてリングに立つためにはジムに所属する。亀田家も大阪時代から、今の協栄ジムに至るまでにいくつかのジムに所属してきたが、実際彼らを直接指導していたのは父史郎氏だった。
息子たちはろくに学校にも行かず父の下でひたすらボクシングに打ち込んできた。

 ボクサーは父にとっても夢だった。その夢を父は息子たちに託した。しかし、息子たちを人に預けたくはなかった。自分の手で育てたかったのだ。
 そこにはある種のコンプレックス、疎外感、孤独感があったのだと思う。人を信じない。人に託せない。表面では強がっているが、内心はビクビクしながら生きてきたのではないだろうか?


・亀田家を支えたファンたち ファンに支えられた亀田家
 そんな彼らの強がった姿が時代の波に乗った。面白がってあちこちから引っ張りダコになった。彼らのファンはボクシングファンというよりもこれまであまりボクシングを見たこともないような女性たちが多かった。(私もその一人かもしれない)
 
 大阪にしなり出身の彼らの荒々しい言動がいつしかカリスマ的なものにさえなった。父にとってはやっとたどりついた夢の瞬間だったのではないだろうか?やることなすこと話題になる。庇ってくれる人もいる。結果さえ出せば人はついて来る。彼らの向かう方向がずれてきてしまった。
 反則をしようが勝てばいい。負けることが怖かった。負けて人が去っていくことが怖かった。力がないと言われることが何よりも怖かったのだろう。

 内藤vs大毅の試合を「いじめられっ子がいじめっ子を破った」と言った人がいる。そもそも亀田家をいじめっ子と言ったのは亀田家そのものだ。しかし、亀田家は本当にいじめっ子なのだろうか?いじめられっ子からの脱出の仕方が内藤選手と違っただけなのではないだろうか?

 「亀田のボクシングは攻めのボクシングで撃たれ弱い」ということを聞いたことがある。興毅が去年1ラウンドでダウンをとられた時に「やっぱり」と納得した人も多い。彼らは自分のボクシングスタイルがとれなければ戦えない、ということは今回の大毅の試合でも証明された。


・場外戦 判定負けは父だった
 この騒動で亀田スタイルがとれず、撃たれ弱さを見せたのはリング上の息子たちではなく父史郎氏だった。しかも場外戦で。

 亀田パフォーマンスは行き過ぎがあったことは事実だが、あまりストイックなボクサーになってしまってもつまらない。
 ボクシングに興味がなかったような女性たちをひきつけた「らしさ」はどこか残しながら、新亀田スタイルを築いていくのは興毅の今後にかかっていると思う。本当の強さも真価が問われるだろう。

荒波に一人で漕ぎ出した興毅。がんばれ!


・責任押し付け内閣に怒り心頭!!
 福田内閣が呆れたことを言っている。
基礎年金の不足分を増税でまかなおうとしているのだ。
「何を言っているのか!」 もう、暴れたくなる!!!!!

 基礎年金が不足したのは国民には何の責任もない。「徴収した税金はグリーンピアなど年金以外のものに使ってはいけない」なんて当たり前のことを今さら言っているかと思えば増税かよ!

・新テロ特措法、意味ないじゃん!
 今朝は「テロ特措委員会」の中継があった。
亀田会見と重なってすべてを見ることはできなかったが、新テロ特措法なんて全然意味がないし、今日の委員会の内容も時間の無駄って感じだよね。

 日本の無料ガソリンスタンドを利用したアメリカさんが、油がどこまで行ったか追跡できないって言っているのに、どうして非戦闘地域に限るなんて言えるのか! 2時間も3時間も繰り返しおんなじような答弁を聞いているだけで何の進展もないんだよね。


 口から出まかせで喋りまくる政治家と必死に気持ちを伝えようとする青年の姿があまりに対照的に映った朝だった。



October 23, 2007

呆れた呆れた偽装と隠ぺい国家!(ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました)

・お伊勢さんも悲しむよね!  
 どこまで広がるんだろう、この偽装と隠ぺい社会は。赤福問題に関してはショックを受けた人が多いことだろう。お伊勢参りに行ったら必ずお土産は赤福だったし、あの昔ながらの包装から、偽装なと誰一人想像すらしなかったと思う。老舗だからという信頼は一気に消え去った。

 今回の件が明るみなったことで、あわてて隠ぺい活動にいそしむ老舗メーカーがいないことを願ってやまない。もちろん老舗に限らず、コソコソ、冷や冷やしている会社がないと信じたい。
 
 それにしても、不二家だ、ミートホープだと食品メーカーの偽装が次々と発覚しているというのに、なぜへっちゃらのへーで偽装を続けてきたのだろうか?よくできると思う。「うちは大丈夫だ!」と自信があったのだろうか? 偽装も日常化してしまうと罪悪感というのは無くなってしまうのだろうか?

・今になってわかる父の教え
 私の父が私たち子供の教育で一番うるさく言った言葉がある。
それは「嘘をついてはいけない! 人のせいにしてはいけない!
言い訳をしてはいけない!」の3つ。
これを守らないと思いっきり手が飛んできた。

 そんなの100%守れるわけはないのだが、嘘をついたり、人のせいにしたり、言い訳をしている時は強い罪悪感にかられた。
嘘をつかなければならないきっかけとなった出来事そのものよりも嘘をついている自分が嫌だった。

・嘘は一回通れば後は簡単? 
 そんな教育の中で育った私はおかげさまでかなりの大人になるまで人に騙されたり、責任を押し付けられたりして、窮地に陥ることはなかった。
 しかし、世の中には嘘をつき続けて生きている人っているんだということを知った。そんな人も最初の嘘は大したことではなかったのかも知れない。しかし、嘘がばれないように嘘を重ねて、いつしか嘘の上塗り人生になってしまったのだろう。
気の毒な人生だと思う。その嘘に騙されちゃった人の大変さを考えるとどうでもよいことだが。

・だまされた人の身になって考えてみろ!
 しかし、世の中にこんなに嘘、偽りが多いとはと、この年になって驚いてしまう。今まで信じていたものはなんだったんだろうか?
比内鶏にしたって刹処分にするような鶏肉を「流石比内地鶏だ!」なんて言って食べてた人がたくさんいるわけでしょ?悔しいよね。


・嘘つき人生はバカじゃできない?
 嘘つきって、見ていて大変だと思うのは、嘘がばれないように一生懸命対策を考えるんだ。隠ぺい工作しかり。それはそれは頭も体も使うんだよね。でも、そんなことに労力使うくらいなら、真っ当な方法で生き抜くこと考えればいいのに、って思っちゃうよ。

 嘘つきの方は金儲けできるのかな?そんなことないと思う!
嘘つきの方が偉くなれるのかな?そんなこと絶対にないと思う!!



・バカじゃできないけど利口じゃない!
 赤福だって、比内鶏だって、長い歴史の中のほんの一瞬の出来心ですべてを失ってしまうんだ。不二家のフランチャイズが訴訟を起こしているけれど、一部の人の行いが多くの人の人生を狂わせてしまうんだよ。どうしてそういうことがわからないかな? 自分が生き抜くことしか考えないんだろうな。表向きは不二家だったり、赤福だったり、そのブランドだけで信用されていた。看板は立派なんだよね。でも、中身は自己中心で傲慢な集団ってこと。うそつきはバカじゃできないけど、決して利口な生き方じゃないね。
なのに多いんだ「嘘と隠ぺい」

・くそオヤジ!!と思ってたけど、偉大な父親だっのかも。
 父は11年前に亡くなった。父が憲法のような家庭に私は育った。そういう意味では話題の「亀田一家」に似たところがある。(もちろん内容は違うと思うけど)だから私も姉も18歳を過ぎるくらいまでは、完全な世間知らずだったと思う。今でもそうかもしれないが。でも、このような「偽装、隠ぺい社会」だからこそ、父が殴ってでも私たちに教えた「嘘をついてはいけない! 人のせいにしてはいけない! 言い訳をしてはいけない!」の3つは人間が生きていく上での基本として守っていこうと思う。



October 20, 2007

あ゛〜負けた!! (ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました。)

・負けた!!!!!!!!!!!!!
 私のジャイアンツが負けた。誰がクライマックスシリーズなんて考えたんだよ!
それにしても3だてなんて情けなさすぎ。

 私は過去3回巨人vs中日の優勝決定試合を取材してきたが、巨人が負けたことはなかった。
私がドームに行かなかったから、力が出なかったのかな? なんてファンならではのコメントを残して今日はもう寝るぞ!!!

我が巨人軍が大変だ!(ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました)

・頑張れ!ジャイアンツ!! 
セリーグクライマックスシリーズで中日が王手をかけた。なんてこった!!!ジャイアンツはセリーグの最終戦から日が開いてしまいちょっと緊張感がなくなってしまったのではないだろうか?

あぁ〜今日の試合はどうやって見ればよいのだろうか?
一球一球直視できないよ。原さん何とかしてよ!!
頼みますよ!!!
もう、ドキドキだよ!

・どうなる? 新テロ法案
インド洋での無料ガソリンスタンドで給油された油がどこで使われているか追跡は不可能だと、アメリカさんが言った。しかし、イラク戦争に使われたことはないとも。どこで使ったら追跡できないものがイラクに言っていないとなぜ断言できるのだろうか?

前防衛次官守屋武昌氏に疑惑が持ち上がった。民主党はここぞとばかりに勢いづいているが、いまいち党内の意識統一がなされているのかいないのか、疑問が多い。しかし、どこがどう違うのか根本で違いを感じない新テロ法案阻止に向けて頑張って欲しい!!

 守屋前次官の疑惑浮上で、マダム寿司がまたも登場。守屋氏が官邸でマダムの人事阻止を図ったことに対し、「ひとり2.26だ」と息巻いた。
マダムが活気良くなると「初の女性総理」という声が再浮上する。
しかし、彼女は言われているほど世間の人気が高いのだろうか?
どうも納得いかない。

・エコドライブ
 昨日の新聞にエコドライブについての記事があった。
私のナビにもエコドライブ測定という機能が付いているが、信用できるのかな?

 ヨーロッパでは教習所でエコドライブ教習があるのだという。
日本でもそろそろ導入を考えているようだが、何しろエコロジーに関してヨーロッパにはどこまでも遅れをとっている。


・排出権買って補てんするつもり?
 消費エネルギーについても困ったもんだ。産業、運輸部門はそこそこ頑張って結果も出ているし努力も見える。しかし、問題は私たちの生活そのものである民生部門。職場では省エネを実践しても家に帰ったらどうでもいいのか?

 排出権についてもちょっと考えさせられる。日本は発展途上国などのバイオ産業とかに資金投資をしてる。そうすることで日本の排出権枠が広がる。そもそも日本は京都議定書でマイナス6%を目標値と定めた。しかし、実際はプラス18%位。まさか、資金投資をすることで獲得した排出権枠で埋め合わせをしようなんてことじゃないでしょうね?とにかく民生部門、家庭生活における省エネの意識をもっとしっかり植えつけなければいけないと、つくづく思うのである。

・G.E.Aって知ってる?
 そこで今日はとっても素敵なエコお兄さんたちを紹介しようと思う。
 彼らはG.E.A(グリーン・エナジー・アドベンチャー)という団体である。
化石エネルギーを使わず、自然エネルギー(太陽光 水力発電、燃料電池)など環境負荷の少ないエネルギーの普及を目的とした冒険やイベント活動をしている団体である。メンバーはサラリーマンからテレビマン......と様々。

 そんな彼らの最もビッグな冒険が「アイスランド プロジェクト」
これは2005年に見事成功をおさめ、メディアなどでも取り上げられたビッグプロジェクトである。

 アイスランドという国は世界で初めて水素社会の実現に着手した国。約20年前に火力発電を停止し、現在では水力発電と地熱発電ですべての電力をまかなっているという。そして30~50年後には完全に水素社会にシフトしていくのだという。
国をあげてこれだけのことに挑戦しているアイスランドという国は素晴らしいと思うし、うらやましくもある。

 「アイスランドプロジェクト」とは、アイスランドを燃料電池を搭載した自作の電動三輪「ビーグル」で短期間に横断しようという壮大で夢のある、かつこれからのエネルギー技術への挑戦の意味をもったプロジェクトなのだ。

 このプロジェクトでは、ツアー中のメンバーの生活から通信に至る必要電力は太陽光、風力発電でまかなったのだという。

 私はこの話を聞いた時に、プロジェクトに携わったメンバーたちはエネルギーという難問に関しては頭脳をフル回転させて知恵をしぼったのだろうが、どこか少年っぽいハートをもって瞳をキラキラさせながら取り組んだんだろうなと、勝手に想像したのである。

 彼らG.E.Aの活動については私がとやかく言うよりもかられらのWeb siteを見ていただいた方が間違えなく正しく伝わると思う。
リンクを張る許可をいただいたので、興味のある人もない人も一度覗いてみて下さい。
http://g-e-a.net/index.html