February 22, 2009

小泉党の方が戦えるんじゃないの?  ヒラリーとの思い出

・酒も薬? 酩酊中川氏の辞任後も彼のイタリアでの奇行が次々明らかになってくる。日本を代表して参加したG7のツアー中に政治家とか大臣とか以前に社会人として目を覆うような行動だ。
それでもあくまでも「薬の飲みすぎ」を主張する。

 共産党の小池氏が「薬をたくさん飲んでああなった人は見たことがありません。お酒をたくさん飲んでああなった人はたくさんみています」という名言を残した。 
 しかし、わが国には「気付け薬」という言葉がある。
「元気をなくした人の気持ちを引き立たせるために飲ませる薬。俗に酒」
「薬」と一言で言ってもいろいろな取り方があるんだよ。
バカ殿同様漢字力のない中川氏には無理かもしれないが、与謝野氏の「笑うなよ」の一言からもわかるように、見え見えの口裏合わせの作り話ではこの場しのぎにもならないことくらい自民党員だってわかっているよね。お気の毒に。

 バカ殿様の支持率が13%台だって。それでも1割の人がバカ殿様を支持しているんだね。どんな人なのだろう。お顔を拝見したいものだ。
一人は中川氏の妻。あの亭主のご帰宅に「がんばれ!日本一」だって。妻までおかしな人のレッテル貼られちゃったよね。
バカ殿様もいくら仲良しの中川氏だからって「酒を飲んでいるのを見たことがない」なんていうより他のフォローはなかったのかな。
それともバカ殿様も誰が酒を飲んでいるか飲んでいないかすら分からないほど酩酊するほど飲むってこと?
どっちにしてもバカ殿様が口を開けば国民は引く、というか今やとっても愉快なコメディーを見せていただいていると思えば結構楽しいものだ。

・小泉氏の造反
 元総理がバカ殿様に反旗を翻したことで波紋を呼んでいる。
あのチルドレン達は必ずしもそれに追随するというわけではない。
今更チルドレンなんて言われても、なんて小生意気なことを言っている者までいる。誰のおかげで議員バッジ付けてるんだよ。
小泉ライオンが政界からの引退を表明したことと、この時期の造反発言で親離れしたチルドレンが多いのかも知れないが、今の自民党にしがみついている方がよっぽどイメージ悪いんじゃないの?
ライオン党を立ち上げて戦った方がまだ票がとれそうだよ。


・ヒラリー氏来日
 オバマ氏と選挙戦を戦っている時は鬼の形相だったヒラリー氏だが、来日中はずーっと笑顔で通しイメージアップを図ったようだ。
私はヒラリー氏にちょっとした思い出がある。
それは9.11同時多発テロの時だ。

 ファミリーサポートセンターにの周辺で取材をしていた私たちの耳に「ヒラリーが来るよ」という言葉が聞こえてきた。
周辺を見回しても日本の取材陣は見当たらない。やった!これは日本では独占になる、と外国人報道陣の集まるあたりに行ってみた。
すでにカメラスタンドが立てられみな場所取りをしてあった。
カメラ総数は20台位はあっただろう。日本国内では囲み取材なんてなんてことない私だったが、その時はちょっと違った。
なぜって、まわりはみーんな外国人。デカイ!!

 なんとか隙間を見つけて場所を確保した、と思ったのもつかの間。私の2倍はゆうにあろうかと思われる女性記者が目を三角にして近づいてきた。CNNの記者だと言う。彼女は「ここは私がとった場所なのよ。ずっと前にカメラスタンド立てておいたんだから」とかなんとかまくし立てた。私はその勢いに思わずその場を明け渡してしまった。日本の囲みなら一人当たりのスペースが大体分かるのだが、そこはNY。人一人のサイズが違うということに気が付かなかった。

 暫くしてヒラリー氏が到着した。それぞれ場所を確保していた記者達も当然のことながら少しでも前で声をかけたいと列が崩れた。後ろの方でウロウロしていた私だがその瞬間、私の前に細い道筋が開けた。今だ!私は一番前に出ることができた。その時ほど小柄な日本人でよかったと思ったことはない。
 
 ヒラリー氏が私たちの前に立った。私はヒラリー氏の足元でしゃがみ込んでだ。後ろの方からディレクターのT君が「横田さん、日本の犠牲者へのメッセージをもらってください」と叫んでいる。

 ヒラリー氏は一人で話始めた。各国の犠牲者に対する哀悼の意やテロへの怒り。悲しみだけではなく力強い口調だった。
各国記者からの質問が矢継ぎ早に飛んだ。
私にチャンスはあるのか?
足もとにしゃがみこんでいる私にヒラリー氏は気づくだろうか?時間がない。
 と、これまた一瞬の隙があった。
私はディレクターのT君の指示通り質問した。「やったぜ!」
ところが次の瞬間私のテンションが急降下した。
ヒラリー氏の答えは「多数の国からこのNYに来ていた人々が犠牲になったのです。特に日本の方に向けてメッセージを出すことはありません。犠牲になった方々、そのご家族へのメッセージは先程述べた通りです。」
おっしゃる通り!!
私は何て情けない質問をしてしまったのだろうか。
まさに「ギャフン!」だった。

 その日以来ヒラリー氏に妙な敬意をおぼえる私である。 

Posted by saelie at 19:02:39 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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