October 12, 2008

あの人が自殺した

・三浦和義氏
 驚いた。 彼だけは自殺などしないと思っていた。
あまりにもあっけない結末だった。何も解決しないまますべてが闇に葬られた。

 私は彼に数回会ったことがある。彼の生活の一部を密着取材したこともある。
妻の良枝さんはいまどうしているのだろうか。
二人は程よく距離を保ちながらそれぞれの立場を尊重し合うとても仲の良い夫婦だった。

 彼と出会う人はすべてと言っていいだろう、彼に対して「疑惑」を抱いている。彼は果たして白なのか黒なのか、彼の一挙手一投足から何かを探ろうと観察する人も少なくない。

 そんな中で彼は常に怪しい。わざと怪しくしているのではないかと思うくらいたとえようのない怪しさを醸し出している。
彼は相手の反応を楽しんでいるかのようにも見えた。
誰もが彼に「疑惑」を感じていることを逆手に取っているかのようだった。

 気の小さい人なんだと思う。相手の様子が気になってしようがない。でも、そんな自分を感じさせないように自分から怪しく見せているんじゃないかと思った。

 女性とみたら近づいていく。高温の甘ったるい声で話す。
そんなときでも相手の表情を見逃さない。心の中まで覗き込もうとするような目つきをすることがある。たいていの女性は気持ち悪がるが、それがまた、彼には楽しいようだった。

 テリー伊藤さんが彼の自殺は狂言のつもりだったのではないか?と言っていた。
彼ならそれもありかも知れない。
死の直前で復活するというストーリーだったに失敗してしまったのかなぁ? 
それとも突然この世から消えることで世間がどう反応するか、自分では見届けることはできないが究極の愉快な仕掛けのつもりだったのかも?

 ロス疑惑は最後まで疑惑のまま終わった。有罪になるのが怖くて命を立つような人ではない。疑惑の人のままいたかったのかもしれない。「やっぱり黒だった」でも、「えっ?! 白だったの」でもなくグレーのまま注目を浴びていたかったんだろうね。

 ロス市警の管理体制が問われている。
やっぱり大きな問題(話題)を提議して彼は去って行ったんだ。

Posted by saelie at 20:13:10 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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