April 18, 2008

とにかくもう、なんとかならないの?この国は!

・ちょっとご無沙汰 すまんです!
 一週間ブログをさぼってごめんなさい。それにしてもこの間にどれほど我が国の行政に怒ったことか?
国民を守るためには国民の皆様にも協力をお願いしたい、なんて上っ面の話にもう国民は騙されないぞ!!

・後期高齢者医療保険
 私の母は昨年75歳になった。4月から後期高齢者として、医療保険料が年金から天引きされることになった。
父が音楽家だったために母はずっと国民年金加入者だった。当然年金受給額は少ない。そな中から医療保険料、介護保険料を支払っていかなければならない。

 親というものは幾つになっても子は子で、私のようなおばさんになっても母はいつも姉の一家や私の生活の心配をしてくれる。
 父がなくなってから手のかかる父から解放されて第二の青春を謳歌している母は踊りだ、体操だ、敬老会の役員だ、と日々忙しく飛び回っているが、そんな母は少ない年金から孫にお小遣いをあげたり、みんなに食事を振る舞ったりすることが楽しみだという。

・お国のために我慢した戦中派が、また我慢させられるのか!
 この国はそんな母世代の人々のささやかな楽しみをうばうのか? 「これからは医療費かかるから、切り詰めなくちゃね。」と話す母を見ながら、私もふんどしのひもを締め直して(はいてないか.....)母に心配を心配させないよう生きて行かなくては、と思うのだった。

・名前がどうのこうのではない!!!
 しかし、呆れるのは「後期高齢者....」という名前が悪いとかなんとかいって、「長寿」に変えたというが、行政機関などではとっくの昔から「前期」「後期」と高齢者を区分していたわけで、そのことが国民に知られていなかったことが、そもそも行政と国民の間に隔たりがあったということではないだろうか?

 私は2年前に「福祉住環境コーディネーター2級」をとった際そのような区分けがあることを知った。はじめてその言葉をテキストで目にした時には「なんて呼び名だ!」と不快に感じた。母に話したところ、母も「何かいやね」と言っていた。しかし、その後福祉関係の文章などを見ていくうちに当たり前の言葉になってしまった。
 
 今回の「後期高齢者....」導入にあたって導入前はこの「後期」に国民は惑わされてしまって内容に言及する人は少なかった。
専門家が「変だ、変だ」とメディアを通じて言っていても、当事者である75歳以上の人々は大まかなことしか伝えられていなかったために細かいことを判断することはできなかった。

 で、「じゃ、呼び名を変えましょう」なんて、そんな問題じゃないでしょ!!
帰るべきは内容だよ!!!

・黙って従うのが日本人
 これは国民にも責任はあるのかも知れないね。
これまでなんでもかんでも、お国が決めたことだから、「仕方がない」で、多少文句は言っても従っていたんだからね。

 年金問題がこれだけ大騒ぎになって、初めて、自分の受給額は正しいのか調べて、大損してたことに気づいた人もいるって言うし。
母は同じような加入歴の友人に言われて、自分の受給額が少ないのではないかと思うようになったと言う。だからと言って一人で問い合わせたり、社会保険事務所に出向いて長時間待つことはできないと言う。私たち娘がついて行けばよいのだが......。


・年金保険料なんてはらうもんか!と思ったが..... 私の厚生年金が行方不明になっていたことで年金特別便が届いたが、先週は20年度分の国民年金の前納引き落としの案内が届いた。
一応社会保険事務所に電話をしてみた。「厚生年金の件がはっきりするまで払いません!」とかっこよく言いたかったがその勇気はなく、結局「今年は前納はいたしません!」って、あまり意味のないことを言って終わってしまった。なんと気の小さな私だろうか。
きっと皆こんなもんなんだと思う。「とるだけとってあとは使っちゃいました。足りない分はみんなで協力して払おうね」かよ!って怒っていながら、怒っただけでおしまいなんだよね。
 
 生活者一人一人が、この仰天行政を通じて「生活」を見直すよい時期だね。
膿を一気に出して暮らしやすい国にしたいものだ!!!


Posted by saelie at 21:40:28 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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