March 20, 2008

これでいいのか?年金特別便

・年金特別便の返信
 先日も話した年金特別便の返信を出した。
漏れているところを記入しながらやはり思ったことは、厚生年金から国民年金に変わったたった一回変更だけで厚生年金部分が行方不明になってしまうほど、ずさんな管理をしていたのか?と言うこと。こんなことでは未だ年金特別便が送られていない人の中にも該当者が相当いるのではないのか?

 記入し終わっていざポストへ投かんしようとしたとき、あることに気づいた。返信用の封筒に書かれている郵便番号と社会保険センターの年金特別便担当の部署の郵便番号が全く違うのだ。住所は同じなのに郵便番号だけ違う。
返信用の封筒を受け取るための特別の「私書箱」みたいなものを設置しているのかもしれないとは思ったが、同時に「この特別便自体がにせものだったら?」と妙に慎重になってしまった。

 年金特別便は報道でも紹介されているが水色の封筒に「年金特別便」と書かれている。中には私の(照合できている)年金の登録内容が書かれている用紙と記入漏れの部分を書き加えるための用紙、その用紙の書き込み方、舛添えさんのごあいさつ、などが入っている。
ウッ?この程度のものならば最近の振り込めチームの悪い奴らだったら簡単に偽造できるのではないかと思えた。

 全く住所とは関係ない地域の郵便番号が書かれた返信用封筒が間違えなく社会保険センタ―に届くのか確認するため、相談用の専用ダイヤルにかけてみた。
平日の朝9時から夜8時まで専用ダイヤルは利用できる。
「ただいまの時間込み合っているのでかけ直すかお待ちいただくか.....」のアナウンス。しばらく待っていると数秒ごとに同じアナウンスが流れる。
 ちょっと待てよ! この専用ダイヤル、はじめに「ナビダイヤルでおつなぎします20秒10円(7時すぎくらいから「22秒で...」に変わっていた)でご利用になれます」とかなんとかって説明があった。ということはせこいようだがわずかな時間でも電話がつながるまで待ち続けると金額が加算されていくわけだ。納得いかないな!!

・なんで年金被害者が時間も金も使わなきゃいけないんだ!!
 私は電話がつながるまで5回電話をかけた。仕事の合間にかけるのは結構面倒なことだった。
この専用ダイヤルは土日はつながらないので仕事の合間に電話をかけ続けなければならない人は少なくないだろう。
 私の場合は絶対にかけなければいけないというほどの内容ではないかも知れないが、これが登録の照合をするためにどうしても電話をしなければいけない人にとったら、不親切極まりないことだと思う。
 しかもナビダイヤル。昨今コールセンターの類のところはほとんどがフリーダイヤルだなのにね。
何度もかけ続け、その度に「20秒間10円で....」のアナウンスを聞くのも腹立たしくなる。
 
 年金特別便を受け取る人は「年金被害者」でしょ?
ずさんな管理がわかって修正しようとしてくれていることは評価する。しかし、そもそもそんなことがあること自体おかしいのだから、該当者にはもっと手際の良い対応はないのだろうか?

・結局.....
 電話はつながったが、郵便番号については解決しなかった。
対応してくれたお姉さんはおそらくパートかアルバイトの方だろう。何度か電話を保留にして誰かに確認していたようだが、彼女の答えは「年金特別便に入っていたものなら問題ないのでそのまま送ってください」というわかりきったものだった。
最後に私に間違えなく年金特別便を送ったかだけ調べてもらった。
確かに私の名前はあった。
どうやら私に届いた年金特別便は偽物ではなさそうだ。それはそれで良かったけど、何か複雑だ。

・年金特別便を受け取った人この指とまれ!!
 私はあの水色の封筒を数人の友人に見せた。同世代の人たちみな一様に「もっと年配の人がうけとるのかと思った!!」と言った。
数回仕事を変わったという人は「この程度の内容でわからなくなっちゃったんだたら私のも絶対に危ない!」と社会保険センターに問い合わせてみるそうだ。

 一時、あの水色の封筒は注目の的になった。
皆がいじくりまわした。

 でも、一番受けたのが「舛添要一」のサイン入りのごあいさつだった。
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Posted by saelie at 21:02:40 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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