August 17, 2007

小池百合子って人は (ジョジョの日記はHPのジョジョページにお引越ししました)

 最近ニュースを賑わしているのが小池百合子。安倍なかよしこよし内閣では首相補佐官かなんかにおさまってしまい、すっかり影の人になっていたが、突然の防衛大臣就任で再び脚光をあびたと思ったら、すべての光を自分にあてろとばかりにあばれている。寿命の短い安倍内閣で短時間にいかに名前を残そうか必至なのだろうか。

 私はもともと小池百合子は好きではない。元祖小沢チルドレンの彼女が気がつくと小泉政権のマドンナになっていた。そして今では小沢批判をやっているし。ある意味すごいやつだと思うが、私はそのような生き方ができないので好きではない。

 きれいで頭がよいことから人気がある。女性からも憧れの女性像のように見られているようだ。一昨年の衆院選では東京に刺客として送られ見事結果を出した。そして今回の防衛大臣就任。
 安倍坊やは人気が急降下しているなかよしグループに、救世主になってくれるであろう人気者のきれいな女の子をいれた。
ところがその救世主は坊やの意思に反して勝手に動く動く。
坊やが瞬きしている間にどんどん状況が変わっているのだ。

 ライスさんとは姉妹になっちゃうし。自分が日本でライスと呼ばれているなんてよく言うよ。「ライスになりたいの?」とは言っていたが、「ジャパニーズ ライス」なんて言っていたっけ? あの積極的な押しの売り込み術は見習いたいものだが私にはとてもできないだろうな。

 次官の退任問題もどうなるのかと思っていたら官邸が動いた。いや、官邸というよりも塩崎官房長官が動いたのではないだろうか?
小池氏とは仲が悪いと言われていた塩崎氏にとっては、この事態を収拾することはこれまた自分の評価を意識してのことだろう。

 坊やが何もできないことで周囲の動きが目立つ。いまこそ売り時とばかりに動きまわる小池百合子氏。嫌いだけれど動向が気になる。
ちなみに今回登場した人々はみな2歳違いで、一番お兄ちゃんが塩崎官房長官、おねえちゃんが小池百合子、末っ子が安倍坊や。
坊やは兄ちゃん姉ちゃんに好き勝手やられてるよね。
 
 ところで朝青龍問題はどうなるのだろうか。今日の夕方、大ちゃん親方が別の医師を連れて朝青龍宅を訪ねるのだそうだ。
こう何日も閉じこもったままだと病気ではなかった人でも病気になってしまうのではないだろうか? もっと早くなんだかの形で引っ張りだしてくるべ気だったと思う。

 このところこの件は朝青龍本人のことよりも協会や親方との関係が取りざたされている。
理事長である北の湖親方の判断を責めるような意見も少なくない。
 
 私は北の湖親方が好きだ。力士としてもだが、私が北の湖親方を「いい人」と思ったのは、親方が協会の広報部長になったころのことだ。

 若貴人気に始まり、ワイドショーが相撲を取り上げることがおおくなった。当時相撲協会はとても仕切りが厳しく、ワイドショーがうろうろ取材することはあまりよく思っていなかった。

 ところが北の湖親方が広報部長になってからは、巡業の取材などがかなり自由になった。親方は「ちゃんとモラルをもってやるように。それが出来なければ締め出すよ」、確かこのようなことを言って私たちにも取材のチャンスをくれた。あたまから「これはダメ。あれはダメ」と言われると反感を持つこともあるが、「モラルをもってやれよ」と言う指導の仕方は、受ける側としては自ずと自制するものだ。このような北の湖親方のやり方は取材をする側にとってはとてもやりやすく好感度がグンと上がったことを記憶している。

 しかし今、その北の湖親方の「任せる」が問題になってしまっている。私は北の湖親方に向けられる批判を耳にするたびに残念でならない。「これが正しい。あれはいけない」と押し付けるのではなく、「何か正しいか、何が悪いのか自分で考えてやってみろ」という親方の教育方針が上手く伝わらなかったのだろう。これは教え方の問題もあるのかもしれないが、受け取る側があまりにも常識はずれ(今回は日本の常識を知らなすぎた)ということも考えられる。

 大ちゃん親方もモンゴル人横綱がここまで身勝手なやつだとは思っていなかったために好き勝手にさせていたのだろうが、気がついた時には手の施しようがないくらい事態は悪化していたってことだろう。よく言えば大事にしすぎた、悪く言えば指導力なしってところかな。でも会見で見る大ちゃん親方の表情から、親方がノイローゼにならないか心配なくらいだ。

 そういえば最近ノイローゼとい言葉をほとんど聞かなくなったと思いませんか? うつ、とか ○○障害というのは頻繁に聞くけれど。違いがよくわからないので調べてみよう。

 北の湖親方のことをいろいろ考えていたら、こんなことを思い出した。千代大海のこと。

 千代大海がある女性と噂になった時、私は成田山で行われる節分の豆まきに千代大海が参加するというので取材に行った。
 舞台上では裃を着けた大きな千代大海は威勢良く福豆の入ったおひねりを観衆に向かって投げていた。私は最前列でマイクを握りしめその様子を実況していた。たぶん私の姿は千代大海の目にもとまっていたと思う。

 催しが終わり舞台上の人たちがみな一列に並んで退場する、その時私はさっと千代大海の横に付いた。 周囲の歓声であまり声が聞こえない。私は必死に女性の件を聞こうとした。一言でも何か言って欲しかった。
 すると千代大海は懐からあまった福豆のおひねりを確か2つ取り出して、にこっと笑って私に手渡した。そして私の頭に大きな手をのせ、「ご苦労さん」とても言うかのような笑顔で一言も言わず去って行ってしまった。私は一瞬「ちょっと、おねえさんをバカにしないでよ!」と思ったが、実は彼の笑顔にすかっりやられてしまっていた。

 それ以来私は千代大海ファンだ。(個人的には千代ちゃんと呼んでいる)
 その日は私は使命を果たすことができなかったが、その後番組の千代大海担当になった。彼の大関昇進の時も九重部屋に張り付いてワクワクしながら使者を待った。姉のような気持ちだった。

 その後は千代ちゃんとのスキンシップはなかったが、今でも彼を応援する気持ちに変わりはない。
横綱にもなって欲しかった。でも、まだあきらめてはいないよ。
先日亡くなった琴桜だって、病気と闘いながら横綱になったのは遅かったって言うじゃない。これからこれから!!
日本の常識を備えた横綱の姿が見たいよ、お姉さんは。




Posted by saelie at 20:20:36 | from category: Main | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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