February 19, 2010

大ちゃん やったね!!

・久々にさわやかな感動だった。
 フィギアスケートの高橋大輔選手がバンクーバー五輪で銅メダルを獲得した。
日本男子フィギア初のメダルだ。

 出だしで4回転の転倒があったがそんなことにはめげずに彼らしいスケートを滑り切った。

 中盤のステップは圧巻だった。
そして何よりリンク上の彼の表情が素晴らしかった。
たとえ4回転を失敗しても彼は心からスケートを楽しんでいるようだった。
内容が完璧ではなかったことを十分にわかった上で彼は演技終えると大きなガッツポーズを見せた、何度も。

 トリノからの4年間世界トップの座に輝きながらも大きな怪我で苦しみも味わった。
リハビリの辛さから逃げ出したこともあったという話を、どん底から這い上がった彼はバンクーバーを前に恥ずかしそうに語っていた。
 そんな苦境に耐えた大ちゃんだからこそ、今日五輪のリンクで滑りきったことが結果以上に大きな意味をもっていたのだろう。
どれだけの練習を積んできたのか? 今の彼にとって出来ることはすべてやりつくしたからこそ、金メダルには手が届かなかったが悔いはないのだろう。

 とかく「あの時あぁしていればよかった、こうすればよかった」と反省ばかりの人生だが、大ちゃんを見ていて「今の自分のすべてを出し切った結果」であればあんなガッツポーズが出るんだと、自分の甘さにまたしても反省だった。
「悔いが残る」ということはコップの水が一杯に満たされていないからなんだね。一杯に満たされていても結果が残せなかった時はもっと大きなコップを一杯に出来るよう自分を磨かなきゃってことだよね。

 私の仕事もゴールのない日々勉強。
まずは今の自分にガッツポーズ出来ることを目標にしよーっと。

 大ちゃん本当におめでとう!!
そして心から「ありがとう」と言わせてね。