November 15, 2009

事業仕分けが始まった

・ムダはなくなるのか?
やっと国民も納得する活動が始まったって感じだね。
政権交代後ヒッジョーに不安定だった民主党の政策。
理想と現実のはざまであっち行ったりこっち行ったり、私たち国民からしたら期待を裏切られれた感ものぞかせていたが、事業仕分け作業が公開で行われたことは今までかやの外だった国民にとってとても興味深い。

蓮舫議員の暴走も性格がよーく出ていて笑えたけど、それにしても私たちの税金を使ってよくも勝手にいろいろなことをしてくれていたんだ、いろいろなものを作ってくれていたんだ、と呆れてしまった。
蓮舫氏が誰がどんな目的で使う施設なのかということを(質問の仕方はまずかったが)鋭く追求する姿がニュースで流れたが、あの姿勢こそ二度と私たちの税金が無駄に使われないよう監視してくれるのだろうという期待を持たせてくれた。

 「廃止」と模造紙に書き込まれた事業は本当に「廃止」されるのだろうか?
黙って廃止に従う訳もないだろう。官僚側に押し切られ「廃止」を「廃止」なんてことにはならないよね。

 ふたを開けてみたら想像以上にずさんに管理され何十年もの間一部の事業者にのみいい思いをさせてきた日本の政治を立て直すのは容易ではないだろう。「マニフェスト」と違うだの日々話がぶれるなどと言われているが、政権交代してまだ2月、パンドラの箱を開けてしまった民主党は理想としていた政策に取り掛かる以前に悪しき習慣、その結果生まれた現実を理解するだけでも容易ではないのだろうと、やや民主党擁護の意見かもしれないが私なりに察するのである。

 ぽっぽ総理の身辺についても次々問題が発覚するが、前与党のおぼっちゃま総理らに比べると、自分の育った環境と庶民の暮らしに計り知れない格差があることを自覚していることが救われる。
いっそしばらくの間給料を辞退してみたらどうだろう。
民主党の中にもギチギチの資金をやり繰りして活動をしている議員も多い。
だからといってぽっぽ総理にも同じ思いをしろというわけではないが献金問題がどう着地するのか、そのことが政権交代で勢いづく新政府の大きな障害にならなければ良いと願うばかりである。