February 27, 2008

海を見るのがつらくなる!

・親子船の冥福を祈る!
 吉清さん親子を発見できずまま一週間が過ぎた。あの事故以来強風が吹き荒れる日が多いような気がする。季節は春のへ向かっているのに、なんだか海を見るのが辛い。親子はどこにいるのだろうか? 迫ってくる「あたご」を親子はどんな思いで見ていたのだろうか? 衝突回避のために必死に舵を取っていたのだろうか? それとも衝突は免れないとしてもなんとか命を守るための手段を取っていたのだろうか?
 突然高層ビルが襲い掛かってくるようなもんだ。どれだけ怖型ことだろう。

・「優秀な船頭と心のやさしいせがれ」
 漁協の組合長は親子をそう言い表した。故郷出る若者が多い中で、父にあこがれて漁師の道を選んだ青年。
父とともに海に散った。悲しすぎる。
小型船でマグロと格闘する漁師の姿を思うと自衛隊員の意識の低さが悔しくてならない。

・石破くんの去就
 民主党が「石破退任」を叫んでいる。
何か問題があるたびに思うことだが、トップを辞めさせることでないかが変わるのだろうか?
私は、トップに立つ人間にはとことん最後まで責任と取れ!と言いたい。トップが変わったからといってすぐに事態が好転するわけもない。なのになぜ、すぐに「やめろ!やめろ!」というのか?

・防衛改革担当大臣ってのはどう?
 海の向こうの無料ガソリンスタンドとか、民意を無視して国際貢献、人道支援なんてことをやっているうちに自衛官の意識はどんどん下がっていっているのではないのだろうか?
こうなったら防衛省の他に防衛改革担当が必要なのでは?
そうだよ、防衛お宅の石破くんには、彼の理想とする人材を育てるべく防衛改革担当大臣で活躍してもらったらどうだろうか?
それにしても「あたご」の艦長の謝罪ときたら、聞いていても何だか他人事のようなこと言っているようにしか聞こえない。そんな人が艦長なのか.......。

・えらいこっちゃ!
 福田内閣組閣の日、石破くんは議員会館の自室(だと思うが)でTVを見ていた。次々入閣する議員の名が読み上げられていくのを他人事のように聞いていた石破くんだったが、突然自分の名が呼ばれてしまったのだ。あせる石破くん。秘書を伴ってあわてて部屋を出ていった。
その時彼が口にした言葉が「えらいこっちゃ! えらいこっちゃ!」。

 今回の事故を教訓に「えらいこっちゃ!」改革を徹底的にやっていただきたいものだ。
国民の税金が人の命を奪うようなことだけはやめて欲しい!!

親子船のご冥福をお祈りいたします。


・どうなっちゃったんだ!!
 きょうイオンに行って思わず「マジ?」と口にしてしまった。
野菜が、野菜がバカ高なのだ!! 
「春からいろいろ値上げする」という話は覚悟しているつもりだが、今からこの価格じゃどうなるんだよ。
天候が原因なのだろうか?
スーパーの売り出し大好き女の私も、この価格じゃ楽しい「お客様感謝デー」じゃないよ!!

February 25, 2008

あの事件が今ごろ動いた!!

・三浦和義元社長
 あのロス疑惑の三浦和義元社長が逮捕された。それもサイパンで。ロス警察が手ぐすねを引いて待っていた網に彼がやっと入ったということなのだろうか? ロス疑惑から27年。今になって動かぬ証拠が見つかったというのか? 共犯者が?
なぞの多いロス疑惑の急展開だ!!

・私の見た三浦和義元社長
 私は2001年三浦良枝さん密着取材をしたことがある。三浦和義の現在の夫人。三浦元社長のことを彼女は「和義ちゃん」と呼んでいた。日常生活では三浦元社長はどちらかというと「静」の人に対して、良枝さんは「動」の人だ。閃いたアイディアをすぐに形にしてしまう人でもある。料理が上手で家事は完璧だった。

 三浦元社長は良枝さんのためにはなるべく時間をさく。取材中もなんだかんだと私たちの周辺をうろついていた。
それも何だか柱の陰から覗くような怪しい行動だったように覚えている。変わった人だ、相当に

・世間の目
 三浦元社長の話になると、たいていの人は「ほんとはやってんでしょ?」と聞いてくる。「やったの?」ではなく、「やったんでしょ?」と。限りなくクロに近いグレーと感じている人が多い中で、生きていかなければならないということは「さぞ、辛い」のかと思いきや、彼は「言葉には出さない疑いの目」を楽しんでいるようにも思えた。実際のところはわからないが......。

・しゃべる
 三浦元社長はよくしゃべる。それはTVを見ている人もわかるはずだが、タンタンと感情をあまり表に現すことなく話しているかと思えば、突然感情的になる。あの年齢にしたら長身で、ルックスもそれぞれの好みを除外しすれば、かなりの高得点も知れない。
そんな存在感のある男がパフォーマンスをするのだ。
それは聴き手を納得させるためのパフォーマンスだけではなく自己陶酔のためのパフォーマンスのようにも見える。

 今日もあるコメンテーターが言っていたが、彼の話はどこまでが本当か、嘘かわからない。本当のことを言っていても嘘に聞こえるし、嘘を言っているのだとしたら、実に話が上手い。

・持論「ウソつき」とは。 
 ここからは私の持論であって、三浦元社長とは直接関係ない話だが、「ウソつきほどよくしゃべる」。
相手を欺くためにしゃべり続ける。話を切り返させないためか、途切れることなくしゃべる。相手の反応を見ながら話の展開を器用に変えながら話す。

 これだけのことをするために「ウソつきは」たくさんのデータを持っている、情報通なのだ。引き出しをいっぱい持つことは「ウソつき」に限らず必要なことだが、「ウソつき」にとっての引き出しは、嘘をつくため、嘘がばれないため、自分を信用させるための必需品なのである。はたから見ていると、せっかくそれだけ知識があるのだから、もっと価値のある使い方はできないのか?と首をかしげたくなるが、ねっからのウソつきさんたちは凡人の私たちとは生き方が違うようだから理解できないのは当たり前なのだ。

・どうなるんだ三浦元社長
三浦元社長も60歳。しかし、彼の人生において何年くらい収監されていたのだろうか? これからの余生は良枝さんとゆっくり老後を暮らせたはずだったのに、今回の逮捕で彼の人生設計は(もしあったとするなら)大幅に狂ってしまったのだろう。

また眼が離せない事件だ!! 

もし、三浦元社長が有罪ということになったら、日本の時効制度に対する見方もかわってくるのかなぁ?   

February 23, 2008

緊急告知!!

         ご報告

     2月22日発売 
     雑誌「TRINITY] (株式会社エルアウラ刊)

SPRING Vol.26 企画 「ロイヤルから学ぶ最上級の品格」に
私のコメントを少しばかり掲載してい頂きました!!
皇室取材の大先輩とご一緒ということで、緊張しながら何とか書いた文章ですが、ボツにならず出版にこぎつけたことにほっとしています。

また、皇室取材からはなれて久しい私なんぞに声をかけてくださった「TRINITY」編集スタッフの皆様に心から感謝いたします!

立ち読みも良いですが、なかなか元気のでる企画が盛りだくさんですので、ぜひおうちでゆっくり読んでみてはいかがでしょうか?

皆さまからのご感想お待ちしております。

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February 18, 2008

がっかりしたこと。

・柿沢都議が飲酒運転
 若手政治家のなかで、2世議員でありながら父なしでも期待されていた民主党の柿沢未途都議が飲酒運転をして自損事故を起こした。
パトカーが駆けつけるまでの数分の間彼は呼気からアルコールが検出されないよう雪を食べていたと言う。がっかりだ。

 数年前彼が初めて都議に立った時、遊説中の彼を見た。
彼は運河上を船で遊説していた。
 船での遊説と言えば亡くなった黒川紀章氏が都知事選に出馬した時にクルーザーから遊説していたことは記憶に新しいが、柿沢未途氏はそれより数年前から運河遊説をしていた。しかも黒川氏のようなかっこいいクルーザーなんかじゃない。地味な警備船か漁船のようなものだった。

 その後しばらくしてあるパーティーで未途氏と話をする機会があった。腰が低く、でもしっかりした主張をもった青年だと思った。
その席で「水陸両用遊説を見た」と話すと、誇らしげに笑顔をうかべ「ぼくの選挙区は運河が多いので」と話した。とてもさわやかだった。

 次回の衆院選ではいよいよ彼の出番だと、彼の周辺にはどことなく勢いが感じられた。私が2週ごとに通っているクリニックの入ったビルに未途氏の事務所がある。私にとって目がはなせない選挙になりそうだったのに。

・どれだけの人が裏切られたのか?
都議として未途氏は地元に貢献してきた。もちろん国政を見据えた上での都議だったとはいえ、地元の評判は結構よかったようだ。
それだけに今回のことはショックが大きい。
 しかも、この一回だけかと疑いたくなる。飲酒の量もいわゆる乾杯程度ではない。飲酒後の移動の距離も「ご近所」ではない。」
秘書や関係者も一緒にいながら信じられない。

・今後はどうするつもりなのだろうか?
 未途氏は都議も民主党も辞めた。
記者会見では潔さを強調した、が、もう遅い。認識の甘さと意志の弱さが露呈した。

 言葉がでないほど残念な出来事だった!

こんな有権者もいることをバッジを外した今、どう思っているのだろうか?

February 11, 2008

うつわ小さすぎ!!

・こんなことでどうすんの?
 橋下大阪府知事が日本の国営放送HNKに対して怒っている。もう2度と出演しないとも言っている。その理由を聞いてあきれた。
放送開始時間にスタジオにつかないと言ってあったのに、30分遅れていったら、遅刻扱いされた。司会のアナウンサーが、「橋下知事が30分遅刻で到着した」とか、言った事が気に入らない。と、言うはなし。さらにNHK側が公務など途中で切り上げても大阪のHNKに入るべきだと言ったと橋下知事は言う。

 細かいやり取りはわからないが、この程度のことで切れた知事の器の小ささとNHKには2度と出ないなどという偉そうな態度は破たん会社の長としていかがなものだろうか?

 これが宮崎県東国原知事だったら、同じ状況でもぐっと歯をくいしばって笑顔で応じただろう。(そう思いたい。)
しかも、事前に遅れることを了承してもらっていたとは言え、番組のスタート時間に遅刻したことには変わらない。忙しいなら忙しいなりにそんな状況をどのように対処したら良いかくらいはわかっていてほしいものだ。忙しさ慣れしていないのだろうか?

・戦う相手が違うでしょ!
 今後も知事という激務の中で想像以上に様々なことが起こるだろう。そんなときいちいち切れる知事では府民の信頼もどんどん離れて行ってしまうかもね。
知事が戦うのはテレビ局ではないよね。くだらないことで話題になるのはマイナスだと思うけど。


・見当違いと言えば
 高齢者医療制度がいよいよ4月からスタートする。
75歳以上の後期高齢者と65歳から75歳未満の一定の障害を持つ人にも収入に応じた健康保険料を支払わせるという制度だ。
それも年金受給者の場合は年金から天引になると言うから驚きだ。
何が何でも保険料をとる!という行政のやり方に国民は何も言えずに従うしかないのだろうか?
 
・年金問題が解決してないって〜のに!
 社保庁の不祥事で国民の老後の保障はまるっきし不安定なまま。
年金を安定させるためには消費税を上げるだとか国民から血税を巻き上げることしか政治家や役人には発想できないようだ。

・国民の財布に頼んなくても
 19年度国には29もの特別会計というものがある。特別会計の見直しとか言ってはいるが、実際何に使われているのか私たちはどこまで知ることができるのだろうか?
年金問題にしてもここまでずさんな管理で不足分を国民に負担させるという考え自体が納得いかない、ということは以前も書いたが、
今回の高齢者医療保険についても、弱者に対してこんな仕打ちのどこが生活者のために政治なのか?

・またまた、こっちに来たら教えてあげる方式か
 しかも、舛添大臣はわからないことや、問い合わせがある方のために窓口をたくさん設けたので、どんどん相談に来てくださいと言った。またしても、知りたければこっちにおいで方式だよ。後期高齢者や障害のある方に対してこっちに来れば教えてあげる、なんて本当に許せな〜い!!!

・後期高齢者は何も理解していないぞ!!
 私の母は後期高齢者になる。しかし、4月スタートの新制度について、保険料が年金がら引かれるということはわかっているが、詳細については全く分からないと言う。母曰く、「4月になったら、わかるんでしょ」
年金生活者にとって月に数千円でも手取りが減ることは痛い。
相談すればあらゆる措置を提案してくれると言うが、それも出向いて行かなければならないのだ。

・どこまで高飛車なのだ!!
民生委員でも、役所の職員でも、介護福祉士でも、何でもよい。
高齢者にわかるように説明できる人が一人一人を訪ねて説明して回るのが筋だと思うのは私だけだろうか?

 払うものは「わかんなくなっちゃいました!」
 徴収するものは取りそびれないように天引。


・「官強生弱」ってとこですかね。
江戸時代の年貢の取り立とたいして変わらないよ。これじゃ!!
国民の生活がどれだけ追い詰められているかなんて、お城のお殿様にはわからないんだろけど、特に福田総理は何にもわかっちゃいないんだから、仕方がないね。

どうなるんだ、日本は?

ちなみに今日は建国記念日だ。