September 05, 2007

社保庁ひどすぎ!!(ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました。)

 改造安倍政権がまたもやぼろぼろになってきた。発足後は一時支持率も上がったが再び加速しながら低下の途をたどっている。
あの「ぼくは総理大臣なんだ!」と居座る姿はまさにお坊ちゃま。
遠藤元農水大臣の問題も実際に動いたのは麻生、与謝野両氏だという。彼らにとってはお坊ちゃまがもたもたしている間に次々ことを進めて自らの行動力、政治能力を売るチャンスなわけだ。

 私は麻生氏が小泉前総理と総裁選を戦っていた頃、結構話の面白い人だなぁと関心があったのだが今はとっても好感がもてない。
好感が持てない原因はいくつかあるが、中でも最近気になって仕方がないことがある。それは彼がいつもポケットに手を突っ込んでいることだ。先日中東中南米を訪問した時も各国の要人が集まる席で彼はずっとポケットに手を突っ込んでいた。握手を求められるとポケットに入っていた右手を出して握手をし、その代りに左手を突っ込んだ。左手をポケットに突っこんだまま握手をしていたのだ。
彼の手は常にどちらかがポケットの中にある。その姿を見て私はがっかりした。

 麻生氏も安倍坊や同様お坊ちゃま君である。現在の内閣を見渡すとお坊ちゃまの程度に多少の差はあるもののほとんどがお育ちの良い方ばかりである。はっきり申し上げてそのような方々に庶民感覚をご理解いただけるわけがない。
格差社会の是正なんて言ったって庶民の大変さなんてこれっぽっちもわかっていないで言っているんだろう。

 国民の税金や保険料を着服、横領していた公務員がいた。
これまでよくわからなかった、というか見て見ぬふりをしてかくしとおしてきたものだ。大金を目の前にすると、それがどんなお金かということも分らなくなって自分の懐に入れたくなるものなのだろうか? そんな実態を管理することもできなかった挙句、年金の不足分を税金から捻出するだの、消費税を上げるだの、よく言ったものだ。

 おぼっちゃま軍団にとっては毎月の保険料や日々の買い物で支払われる消費税なんて大した額ではないのだろう。増税や保険料の引き下げは1円でもムダにしない生活をしている庶民にとってどれだけ負担になっているか、そんなことのわかる政治家に政治をお任せしたいものだ。(いるかな?)

 とにかく今は着服、横領組織からその額を取り返し、国民の老後を安定させてほしい。保険料はいわば積立金なのだから、それを預かった機関が使い込んでいたりだまし取っていたなんて、何を信じたらよいのだろうか? いっそ今まで預かった分を一旦全部返して、改めて預けたい人だけ預けると言うのはどうだろうか? 

 でも、誰かが言っていたが、安倍政権ののおかげで膿がどんどん出たという意味では貢献度の高い政権だったという見方もあるかもね。