September 10, 2007

安倍坊やの迷言 (ジョジョの日記はHPのジョジョのページにお引越ししました)

 昨夜APECが開かれていたシドニーで安倍坊やが思わぬ発言をしたと話題になっている。テロ特措法が通らなければ総辞職もあるとか。なぜ今、(今頃になってと言うべきか)この発言なのか疑問だ。APECではブッシュとの会談もあった坊やだがそこでインド洋における補給活動の継続を強く要請され堅く約束をした坊やとしては自分の進退をかけて法案継続を通すという意気込みをこの会見で表したつもりなのだろう。

 しかし大失敗してしまった。「私は職責にしがみ付こうとは思わない」この言葉には皆が失笑した。彼が言いたかったのは「総理のイスにしがみついているのではない」と言うことだろう。職責の「せき」の字が「席」になっているのではないかと指摘されていた。一国の総理が公の席で実にお恥ずかしいばかりだ。
それに付け加えるならば、もうすでに総理のイスにしがみついているではないか!今さら何をおっしゃいますやら。

 ところでテロ特措法の「後方支援」とは何を指しているのだろうか?調べてみると「軍隊組織の運用と作戦の円滑遂行を支える」とある。支援の方法は多岐にわたるが戦争のお手伝いをしていることには違いない。あくまで給油をしているだけで戦っているわけではないという言い訳は通るのだろうか?

 テロ特措法の本文には「国連憲章の目的達成のための諸外国の活動に対し我が国が実施する措置及び関連する国連決議等に基づく人道的措置」とあるが、今行われているインド洋での給油活動は国連憲章.....に当たるのだろうか?ただ単にお友達ブッシュくんに言われたからやっているだけなのではないだろうか?

 日本を守ってもらうために言われたことはやらなくちゃと言うのはどうなのかな? 武器は持たないけれど、武器を運ぶための燃料はあげる、というのは戦闘行為ではないと言い切れるのだろうか?
安倍坊やもその周辺のおじさんたちも意固地にならず冷静に考えて欲しいものだ。

 でもこのことも、安倍坊やのおかげで参院における与野党逆転があったから、国民の声が政治に少しは届くようになったし、国民も意思表示をするようになった。これまでは何でもかんでも国民が気がつかないうちに自民党のやりたいようにやられていたわけだからね。
ひょっとして、いややっぱりお坊ちゃまはよい総理大臣なのかも。
国民の声が通る政治のきっかけを作ってくれたのは他でもないお坊ちゃまだ。

 また、社保庁の着服件数が増えたんだって? 民事だ刑事だって告発するのはいいけれど、着服した金を返してもらわないことには
私たちの年金は変わらないじゃない。なんとかしてよ!!!!!