August 09, 2007

うちわが快適

 エアコンを使わない我が家でただいま大活躍をしているのがうちわだ。この夏は暑い暑いと言いながらも結構風があって窓全開いにしとくとそこそこ気持ちが良い風が入ってくる。それにうちわを活用すればもう文句なしだ。

 これまでうちわであおいであげると、ジョジョは遊んでいるのかと思いうちわ争奪ごっこが始まっていたのだが、今年の暑さはさすがに争奪ごっこどころではないようだ。うちわから送られる涼しい風に目を細めて気持ちよさそうにしている。
それほど暑いのか、それとも年をとったのかな?

 明後日は東京湾花火だ。少し遠いが我が家のリビングルームから正面に夏の風物詩を鑑賞できる。毎年客人も訪れる。
そんな客人の朝食のために今日もパンを焼いた。ふわっと焼きあがってまあまあの出来。
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 毎年こんな風に花火の準備をするのだが、この日はジョジョにとっては最悪の日だ。目の前でドッカン、ドッカンやっているのだから逃げようがない。しかもわけのわからない客人がやってきてドッカンと鳴るたびに歓声をあげているのだから。ここ数年はジョジョもよく知っている人しかやってこないので客人に対する恐怖は感じていないようだが、花火だけは何回経験してもなれないよ。

 ジョジョにとって昨年は花火と雷におびえ続けたなつだった。
今年はこれでも雷が少ないので、少しはストレスも少ないのではないかな? ホント!昨年は夕方になるとジョジョの姿が消えていたからね。もっと以前は雷が鳴ると私にしがみ付いてきた。でもきっとママに助けを求めても何もしてくれないってことを学習したんだろうね。
 今では私には聞こえないくらい遠くで雷鳴がすると一瞬私の所へ来て、「ママ、雷だよ! こっちに来ないでって言って!!」と言っているかのようにすり寄ってくるが、近づいてくるといつの間にかいなくなってしまう。

 ジョジョのような子に音に慣れさせるための学習方法があるという。苦手な音を録音して(苦手克服CDもあるらしい)、小さな音で聞かせ、慣れるに従って音を大きくしていくのだそうだ。
私も試そうと思ったことがあるが、すぐにジョジョには向かないとわかった。

 ジョジョはTVからどんな音がしても怖がることはない。音の犯人がTVだということが分かっているからだ。
CDを聞かせても犯人がプレーヤーだということが分かっていればジョジョにとって恐怖の対象にはならない。
 では、なぜ雷や花火が怖いのか? それは音の発信源、(悪者、犯人)が分らないからだ。
 
 もう一つの例として、よく掃除機を怖がる子がいるという。
ジョジョのように音に弱い子はきっと掃除機もだめだろうとよく聞かれるが、ジョジョは掃除機に対しては全く恐怖はない。我が家の掃除機はジョジョ毛を取るために吸引力の強いものを使っているので、結構大きな音がして今どき風ではないのだが、ヘッドが体につくくらい近づいても全然へっちゃらだ。なぜなら、あの轟音の犯人が掃除機だということが分かっているからだ。

 ジョジョも一緒に夏の風物詩をビジュアル的に楽しめれは音の恐怖もなくなるのだろうが、それはちょっと、いや、絶対ムリ!だね。

 さぁ、今日も熱帯夜。よくねむれるぞ!!!!!