August 08, 2007

朝青龍 どうなのよ。

 朝青龍がストレス障害と診断された。全く表情がなく暗い部屋でほとんど食事もとっていないという。
こんなこと聞いたら「かわいそうに」と思う人もいるのかもしれないが、私はどうしても納得がいかない。
腰だかどこだかの疲労骨折はどうなっちゃたのよ?

 そもそも今なぜ彼がこのような状況に置かれているのかを考えてみる。モンゴルでサッカーをしたことが悪いのではない。嘘をついて巡業をさぼったことが悪いのだ。
 
 これまでにも彼は頻繁にモンゴルに帰っている。歴代の外国人力士の里帰りとは比較にならない回数だと思う。
確か今年の初場所だったと思うが、あの八百長記事が騒がれる直前、やっぱり彼はモンゴルに帰っていた。日本に戻ってきたのは初日の3、4日前だったと思う。その時も体のどこかを故障していたんじゃなかったっけ? こんな日程でいつ稽古をするのだろうと思った記憶がある。稽古をしなくても勝てるってことはやっぱり八百長しているのだろう、そう思った。

 これまで一人横綱だったので協会が甘やかしてきたのに今回急に厳しい処分を下したことが朝青龍にとってショックだったのではないかと分析する専門家がいる。確かに協会は彼に好き勝手やらせてきたかもしれない。でもいくらわがままな朝青龍だってやって良いこと、悪いことの区別位分かっていたはずだ。それでも「俺に文句いう奴はいない」くらいの確信があったのだろう。もうこの時点で横綱としては失格だよ。相撲道に反している! いくら強くても、人気があっても、伝統や規則を軽視する奴は横綱としてふさわしくないと思う。これが横綱としての品格ってやつなんだね。若い力士の手本となるような品格を備えてこそ日本の横綱ってもんじゃないんですかね。

 朝青龍の受けた大きなショックというのは厳しい処分の内容ではないと思う。「厳しい処分を下した」という行為とその状況が彼の精神を傾かせてしませてしまったのだろう。

 相撲協会のごたごたは申し訳ないが見ていて面白い。しかし朝青龍に関しては気分がよくない。何をやっても欺瞞男の計画的行動と見えてしまうのは私だけだろうか?

 今の朝青龍には家族も付いていないらしい。妻に対してDVがあったという記事がのっていたが、夫がここまで苦しんでいるというのに妻が飛んで帰ってこないというのも腑に落ちない。DV説は
本当なのかも。

 明日協会がなんだかの発表をするとみられている。
わたしだったら、「モンゴルに帰って治療したいのならどうぞ。
ただし、もう戻ってこなくで結構です」って言うかな。