July 04, 2007

ハトのかあさんがかわいそうだ!

 今日はもう7月4日だというのにハトのかあさんはたまごを抱いている。第2卵が生まれてから18日目には孵化すると書いてあったが、もうとっくに18日は過ぎた。
 6月13日からかあさんはたまごを温めはじめた。30度を超える暑い日も今日のように強い雨の降る日もあった。そして我が家に欠かすことのできないジョジョの襲撃もあった。それでもかあさんはたまごを温め続けた。それなのに孵化しないなんて!!もう孵らないのだろうか?

 考えてみるとこのかあさんは少し変わっているのかも知れない。これまでにも何回かハトのたまごの写真をアップしたが、変だと思いませんか? そう!巣になっていないのだ。たまごがむき出しになっているのだ。
 温め始めた頃はどこからか木っ端を運んできて「巣」らしいものを作ろうとしていたようだが、ジョジョが襲撃する度に木っ端はひっちゃかめっちゃかになって、いつしかたまごの周りには何もなくなってしまった。こんな状態でヒナが孵ったとしても育つわけないよね。なんてこった!!!ちょっとショックだ! いやかなりショックだ!!

 かあさんは何を思ってたまごを抱いているのだろう? 絶対に孵ると信じて暖めているのだろうか? 野生の生き物ならばそのあたりのカンは鋭いのではないのか?
 孵らないたまごならばどかしてしまった方が良いのだろうか?

 こんなことを考えながらもまだあきらめ切れないのは「私」なのである。

 久間防衛省大臣が辞任した。「長崎広島の原爆はしょうがない」発言が大きな騒ぎとなり彼は責任を取ったかのように辞任したが、会見を聞いてみると唖然とした。「参院選への影響を考えて」辞めたに過ぎない。
 多くの人が彼に辞任を求めたのは「原爆投下はしょうがない」なんていう人に大臣を任せられないからだ。大臣どころか国民の代表である国会議員としても許しがたい発言。すぐに議員バッジをはずすべきだと思う。
 にもかかわらず、「しょうがない」は九州ではよく使う言葉で久間氏の口癖だからしょうがない。今回の久間発言では本心が上手く伝わらなかった、というのだ。呆れたいいわけだ!! 誰にも真意が伝わらない九州弁じゃぁどんなときにも国民に理解されるわけががないよね。国民にわかる言葉で話せない人が国民に何を訴えようというのだ!(たとえ方言を使ったとしても真意が判るように話すべきではないだろうか?)

 選挙が近くなければ久間氏の首は繋がっていたのだう。しかし「参院選」目前のこの時期、党のイメージを維持するための辞任だというのは周知の事実。(後任が小池百合子っていうあたりもいかにも点数稼ぎって感じだが、どうなんだろう?)

 話題を摩り替えるのは政治家の十八番だが、いい加減真正面から問題にぶつかってみたらどうだろう。それができる党が国民から支持されるのではないだろうか?政権をとるとみなあんな風になっちゃうのかなぁ。

 お坊ちゃまの仲良し内閣ごっこに対する不信感は募る一方だ。