June 25, 2007

この夏の新作! & 怖がり犬について

 チェックの柄合わせに少し手間取ってしまい昨日完成の予定が今日になってしまった。照明がよくないので洋服を見て頂くような環境ではないことをおわびします。  
HPのイメージカラーをグリーンにしたせか生地を選ぶ時も自然とグリーンに目がいってしまう。続けて何着か制作する予定。

 さて、ハトのかあさんだ。ここのところ気温的には過ごしやすいだろうと思うのだが、一日に数回ジョジョの襲撃をうけ、その都度たまごを置いて逃げていくので、このまま帰って来なかったらどうしようかと心配になる。でも今のところは遅くても10分くらいすると戻ってくるのでホッとしている。
 予定では今月の30日か7月1日にはヒナがかえるのではないかと考えられる。かあさんが留守の時にたまごの様子を見ているのだが、特に変わったところもなく果してヒナは育っているのか少々不安になる。ルークのママの話ではヒナがかえらないと判ればかあさんは温めるのをやめるそうなので、我が家のたまごふたつはちゃんと育っていると信じるしかないね。

 先日マンションのペット会があった。前回は怖がりジョジョをおいてわたしひとりが参加したのだが、今回はジョジョも一緒に参加した。マンションのエントランスを出るとすぐ横の公園にワンちゃんが数匹すでに集まっていた。ジョジョはその様子を見るや私の手から降りようとはせず、だっこのまま受付へ。
 集まっていたワンちゃんたちは小型犬が多く、その中で15キロ近いジョジョがだっこしたまま降りようとしない光景は人々の笑いを誘ってしまった。わたしの腕の中で怯えた表情のジョジョ。おかあさん達が「ジョジョくん、大丈夫だよ」なんで言おうものなら完全に目をそらして私の腕にぎゅーっと爪をたててつかまっている。
 わたしが「世界一だっこの似合わない男です!」と、他の参加者に挨拶をするとこれまた大うけ。でもジョジョはなんで自分が笑われているのかわからず、不安の針が振り切れそうなくらい震えている。
 
 たまたまこの日はジョジョと仲良しの女の子(メス犬)が参加していなかったので、結局怯えたまま30分ほど過してし、一足早く失礼した。
 
 ジョジョのような性格の子によく「慣れれば大丈夫」などと言う人がいるがそれは違うと思う。1才未満の子犬だったら「慣れ」ということも考えられるが、もう6才になってしまったジョジョにはこのような状況はかえってストレスになるだけで決して良い結果は生まないと思う。でもこういう犬もいるんだ!ということを知ってもらう必要がある。よく道で人や犬と出合い頭に吠えたり唸ったする犬がいる。「あの犬は恐い」そう思われるのは当然だが、犬も怖がっているのだ。ただ単に攻撃的で吠えている犬は今どきそうはいないと思う。吠えている犬のほとんどが怖がりさんなのだ。「こっちに来るな!!」って吠えているのだ。   

 怖がっている犬がどのような行動にでるか?大きくわけてふた通りあるといわれている。一つはひたすら逃げようとするタイプ、二つ目はやられる前にやっちゃえ〜、というタイプ。
 ジョジョは怖いと感じる状況を回避しようとするが、咄嗟に回避できないと攻撃的に出てしまうことがある。人間でも「あの人はすぐに手がでる」なんて言うが、犬の場合は「すぐに口が出る」。一回でも口が出てしまうと「あの犬は噛む」とレッテルを貼られてしまう。でも怖いと思う状況がなけれは口は出ないのだ。親としてはなるべくそのような状況に犬を置かないように心掛けなければいけないが、だからといって「絶対」はあり得ない。わが子(犬)が何に怖がるのか?どのくらい我慢ができるのか?をよく知っておく必要があると思う。
 
 やられる前にやっちゃえタイプの恐がり犬の親の中にはなるべく人に会わない、犬とも遊ばせないという考えの人もいるが、私はジョジョの性格を多くの人に知ってもらって、ジョジョに合った接し方をして欲しいと思っている。ペット会にジョジョを連れていくのは会のおかあさん達にも分かって欲しいからだ。仕方のないことだが、犬を飼っている人でさえ怖がり犬の性質をよく理解していない人は多いし、同じ怖がりでもそれぞれ違いがあるので、ペット会やドッグランは犬の性格、性質を知る上で重要な場所だと思う。
 
 マンションで人と犬が共生する中で「犬との接し方は一つではない」ことを理解してもらうことは大事なことだと思う。エレベーターの中で「可愛いですね」とジョジョを撫でようとする人がいる。私は「ごめんなさい、怖がりでダメなんです」とつい避けてしまう。その人は不愉快そうに「わたしが恐くないのに」と言いたそうな顔をしている。私としてはジョジョの口が出てしまってからでは取り返しがつかないと思いこのような行動をとってしまうのだが、なかなかそれが伝わらない。そういう人にかぎって説明する間もなくすぐに降りてしまうのだ。その度に私は「また、上手く説明できなかった」と後悔するのである。
 
 怖がりには先天性のものも育つ課程でそうなったものもある。後者場合は親が責められても仕方がないが、どちらも犬には責任はないと私は考えている。人間にも色々なタイプがいるように犬にも色々あって、どの子もしっぽを振って寄ってくるとは限らない。

 ちなみにジョジョは怖がりでお散歩があまり好きではない。
つまり一般的な犬のイメージとはかなりかけ離れた犬だ。
でも私にとっては世界一、いや地球上の全生物の中で一番可愛いやつである!! 顔だちは本当に可愛いんだから!!!
そんなに言うなら見せろ!という方は、是非私のHPからジョジョのページを覗いてみてください。