December 24, 2007

merry christmas to you!!!

・薬害立法はクリスマスプレゼントになるのか?
 今日はクリスマスイヴ。 テレビでは繰り返し「薬害患者の救済措置」についての福田総理の決断を流している。

 すべての患者に対して一律の救済をする、議員立法を検討するという。現時点で一律の救済が決定したわけではなく、福田課長(いや総理)の決定がどのように形になるか、目が離せない状況だ。

 この決定は明らかに衆院選を意識しているわけだが、どんな下心があろうとも国民が納得できる結果を出してくれればそれはそれで支持できると思う。しかし「公約は目標事項だ」と言うよう総理ではどこまで信用できるか、いや信用できないと言った方がよいだろう。

・福田内閣の存続かかる 
 同時に今回の議員立法にの成否が福田内閣の存続か否かを決定づけることになるだろう。福田内閣が支持率を下げているとは言え、他党の支持率が上がるわけではない。国民の政治不信が募るだけという事実を政治家の皆さんはどのように乗り切ってくれるのだろうか?


・クリスマスイヴイヴ
 さて、今日はクリスマスイヴ。
我が家は今日は姉の誘いで近くのプロテスタント教会にピアノコンサートを聴きに行くため、昨夜クリスマスディナーを準備した。
大したものではないがフライドチキンとチキンライス、サラダ、デザートはリンゴのタルト。
ジョジョにはサンタが一日早いプレゼントを持ってきてくれたが数分で跡形もなく粉々になってしまった。毎年のことなのでそれほど気にもならないが、ジョジョにとってはクリスマスソックスから出てくるプレゼントは特別興奮するようだ。
その姿をはじめて目にした母は「せっかくサンタさんが持ってきてくれたのにねぇ」とちょっと残念そうに話した。


・クリスマスの思い出
 私の子供のころのクリスマスは一家にとってもかなりのビッグイベントだった。庭に植えてあるモミの木もどきの木を父が大きな植木鉢に植え替えてリビングルームのど真ん中にドカンを置く。姉と私は三角のクリスマスの帽子をかぶり、次次飾り付けをしていく。

 私たちの背丈よりもはるかに大きなそのモミの木もどきの木が時間とともにクリスマスっぽくなっていき、最後は木のてっぺんに星をのせる。しかし、その星はいつも姉の役目で、リビングから2階に続くオープン階段の3分の2位上ったところから姉が顔をだして、星を木のてっぺんに刺した。私はいつもその役が羨ましく、いつかやらせてもらえないものかと思って見ていた。

 私も一度くらいはやたのかなぁ。でも何十年もたった今思い出すのは星をつけたかどうかということよりも「星をつけたかった!」という思いだけだ。人間と言うのは良い思い出よりも妬みの方がしつこく覚えているもんなんだね。

 飾り付けが完了すると家族でクリスマスソングを歌いながら、姉と私はツリーの前で訳の分らない踊りを踊り続けた。

 クリスマスディナーは父の特製ローストチキン。クリスマスケーキのロウソクの火は私が吹き消したような気がする。そうか!両親は2人の子供にそれなりに役割を分担していたのかも知れない。星はア姉、ロウソクは私、と。

 
・クマのぬいぐるみたち
 私はクマのぬいぐるみが好きで一時 誕生日もクリスマスプレゼントもクマのぬいぐるみをねだった。クマコ クマコロ、クマエ、クマゴロ 今では実家の箪笥の上でほこりをかぶっている彼らだが私にとっては寝食を共にした親友たちだ。今度実家にかえったら、拭いてあげよう!!!  ちなみにクマゴロはコアラだったようだ。当時コアラなどと言う海の向こうのクマさんの名前は私も親も知らなかったと思う。

 ジョジョが年に一度のクリスマスプレゼントに興奮する姿を見ながらそんなことを思い出した。

 今回は「私とクリスマス」と題しておおくりしました。 null

December 18, 2007

「まっ、いいか!」でこんな日本になった。

・お隣さんも銃所持者だったりして? そういう時代? 
 銃社会はアメリカのことだと思っていた。 日本で発砲事件といったら、闇組織の表部隊の方々が時々組織や派閥の争いで引き金をひく以外には、全くないわけではないが非常にまれなことだった。

 先週末の長崎の事件。当初は無差別殺人かのように伝えられていたが、実は一人のストーカーが起こした怨恨事件の様相が強くなってきた。 一般市民の起こした殺人事件で散弾銃が使われ、スポーツジムといった公の場での出来事。ついに日本もここまで来てしまったのかと思わざるを得ない。

・銃所持の基準はどうなってんの?
 そもそも馬込容疑者がなぜ4丁もの銃を所持していたのか、という問題がある。日本では狩猟用か競技用の銃は許可を得て所持することはできる。その際もかなり厳しい約束事があってそれを守れる人にしか銃刀の所持は許されない。

 先週都内の医師が競技用の銃を手入れしている時にちょっと席を立った、その間に幼い長男が弟を撃ち殺してしまうと言う事件があったばかりだ。わたしのように銃が必要な狩猟も競技用も縁のない人間にとって、意外にも銃が身近にあることを知らされた事件だった。


・「YES」「No」の言えない曖昧国家
 日本人の長所でもあり短所でもある「曖昧さ」  欧米人のように「Yes」「No」をはっきり言わないところが何事においても曖昧でいい加減な姿勢につながっているのではないだろうか?

 「銃を持つにはこれこれしかじかの約束を守ってね!」 くらいの間口の広い対応で銃の所持を許してきた。それでもこれまで、事故は少しはあったとしても今回長崎のような事件はなかったから、そんな規制のしたでも良しとされてきた。 馬込容疑者のことは聞けば聞くほど、銃所持にふさわしい人物とはおもえない。 いったい 長崎の公安委員会は何をやっていたのか?これでは何のための銃刀法なのかわからない!!
 こんな規制のしかただったら、今後も銃による事件が絶えない国なってしまうのだろうか?


・政治家選びも曖昧
 橋下弁護士の大阪知事選出馬にも見るように、単に有名人であるとか人気者であるとかそんな理由だけで政治家、自治体の長になることができるということも、日本らしさの表れではないだろうか?  「みんながやるなら私もやる」 「みんながきているから私も着る」 と、全く個性が光らない。 これもある種の「まっ、いいか」だ。


・年金問題をきっかけに意思表示しようよ!
 これは「まっ、いいか」 ではよくないのが、年金問題だ。よくまぁ自民党のおじさんたちがお口をそろえて 「国民に誤解を与えるような言いまわしだったとしたら、申し訳ないと言わざるを得ない」 とか言っちゃって、こんなことで 「まっ、いいか」 とはいかないだろう。 国民に誤解を与えるようなことを言った人が、 たとえ短期間であったとしてもこの国の総理大臣だったんだよ!!! 信じられないよ。

 それにしても今回の自民党の口裏合わせは大失敗だよね。 「持ち主不明の年金の名寄せ作業は想像以上に大変で、一生懸命やったけど、どうしても○○人分はできなかった」って言っちゃったほうがまだマシだったと思うよ。

・「申し訳ないと言う。」 と 「申し訳ない!」と言う。 これ大違い!
 それからいつも謝罪会見とか見ていて思うんだけど、「申し訳ございません、と言わなければなりません」というセンテンスをよく耳にする。 これって「申し訳ございません!!」って謝ってることにはならないよね。 このセンテンスだったらいつ頭下げるんだよ!!  心から謝っている時には 「ごめんなさい!」 も 「すみません!」 も 「申し訳ない!」も その後に文章は続かないのでは? 
謝り方も曖昧なんだな。

December 11, 2007

こいつらなんなの? (HPのジョジョの日記もよろしくね)

・こいつらなんなの? その1
 舛添要一 
 誰のものかわからない年金5000万件を3月までに解決するとは言っていない、だと!? 3月までに照合作業を終えると言っただけ。照合できないことが分かったということも照合したことになる、だって。
 
 しかも自民党の閣僚4役のおじさんたちも参院選の時の公約を誤解して取っているのではないかとか言って国民が間違っていると言うのか?まぁなんとあきれた逃げ口上。そんなの通用しませんよーだ。

 極めつけは福田万年課長(失礼、総理でした)。公約は努力目標だ、なんて言っている。辞書によると「公約とは公に約束すること。特に選挙に際して、政党または候補者が当選後に実施することを約束した政策」とある。福田おじさんは約束の意味が分かっていないのだろうか? 指きりげんまんするお友達もいなかったのかなぁ。

 誤解されるような公約をした安倍坊やは既に過去の人になって、後処理がさも大変なんだろうが、それにしてもお粗末。「なーんだ、やっぱりだめじゃん」ちょっぴり期待した私がバカでした。

 舛添さんも「思った以上に大変だった」なんて新入社員みたいな言い訳するなよ。大変なことを分かっていて始めたんでしょ?
言い訳も当たり前って顔して胸張って言えば通ちゃうのでしょうか?

・こいつらなんなの? その2
 橋下弁護士
 大阪知事選には出馬しないと言っていたのに突然出るってなんなの? 自民党の推薦なのかな? あきれるよ!!
当選すると思う? 大阪の人は橋下氏を支持しているのだろうか?
わたしだったら投票しないな!絶対に。

 知事っていうのはどこか見た目が大切だと思う。 それは美形ってことではなく、求心力は当然だが、都道府県の顔として県民(府民)に愛され親しまれなければいけない。

 女性知事が多くなってきたが、女性は結構有利だと思うのは目立つってことかな。その辺のおばちゃんじゃ絶対に着ないような赤やピンクのスーツを着てそれだけで印象に残るし、華やかな感じがするし。無党派が多い地域だったら何でもいいから印象にづけることが大事だと思うよ。

 その点橋下氏は知名度は多少あるかも知れないけれど、そんなにインパクトあるとも思えないんだけどな?
まぁ関西ローカルの番組にも出演しているってことだから、彼の支持率は東京に住む私にはわからないのかもね。
しつこいようだけど、私だったら投票しません!!!

December 08, 2007

ご無沙汰です! (HPのジョジョの日記もよろしく!)

・風邪ひいてませんか?
 すっかり冬になってしまった。 今年は暖冬だと思われていたのに大寒波がやってくるは、放射冷却の影響か突然に気温が下がったりで、私のような夏女にはなかな家厳しい冬になりそうだ。


・あの人、この人、戻って来たね。
 この一週間もさまざまな話題が世間をにぎわした。
まず、あの人が戻ってきた。あの人と言うのはそう、「朝青龍!」
あの亀田兄弟の二男大毅の復帰会見と同じ日に奇しくもお揃いの毛皮に身を包んで登場した。
 
 亀田大毅の毛皮はアメ横で買ったという話もあるが、それを物語るかのように毛皮を脱いだ大毅の黒いセーターにはまるで猫でも抱いたのかと思えるように短い毛が多数ついていた。以前上等な毛皮は毛が抜けないという話を聞いたことがあったので、抜け毛だらけの大毅のセーターを見た時に、そんなになっても毛皮を着たいんか?と問いたかった。

 その点朝青龍の毛皮はモンゴル製だか何だかわからないが毛足も長くいかにも高級そうに見えた。それはそれで、謹慎明けにそれかよ!って呆れた。

 相撲が大好きだから続けたいと言った彼は巡業にもにこやかに参加していたが、またけがをしたと言う。巡業ではすもうをとっても怪我がないように力を抜くところがあっても仕方がない。それなのに怪我をした、というか古傷が悪化したというのだが、横綱ともあろうものがそんなこともコントロールできないようでは仕方がない。初場所で優勝できないと感じ、それを怪我のせいにしようとしているのではないだろうか? 

 謹慎中だと言っても彼の謹慎は心と体の療養だったわけだから、復帰していきなり怪我で全治3週間だと言われたって、気の毒とも思わないよ。やっぱりね!ってところかな? あんなずるい男だったら美人妻が逃げたって当然だよね。

・安倍坊や一議員のくせにVIP扱いのお国入り
 そしてもう一人、あの安倍晋三坊やがお国入りした。当然アッキーと一緒だったが、手はつないでいない、なんてしょーもない実況をしていたアナウンサーがいたよ。羽田空港ではVIPの入口まで車で乗りつけて機上の人に。さすがお坊ちゃまですね。
 坊やはすっかりお顔の色もよろしく、退任時はやつれた表情だったが、ふっくらとして、ぼっちゃんらしさが戻っていた。

 それにしてもお国と言うのは温かいところだ! 坊やをとても温かく迎え、坊やもかなり気分を良くしているようだった。次回の衆院選では地元から立つと断言していた。あんなにひ弱なぼうやには過酷な政治家業は無理なのではなかろうか? 地元の皆さんが安倍坊やを支持しても全国の人々はどうなのだろうか?


・橋下氏は弁護士かタレントか?
 橋下弁護士に自民党から大阪知事選の出馬要請があったという。
もちろん断ったと言うが。
 橋下氏が立候補しようがしまいが私はさほど気にならないが、それよりこの件を各マスコミが報道していた中で、読売新聞には「タレントで弁護士の橋下氏が........」とあった。これってどうなの? ちょっとした違いだが、大きい違いだよね。
橋下氏は弁護士であってタレント業もしている。だから、弁護士でタレントの....と書くべきじゃないの?

・「大泉の母」見て思ったこと
 久しぶりにテレビで「大泉の母」を見た。ずいぶん老けたね。
相談者の話を聞いていて思ったことは、「地獄」のような場所にいる人がいくら「天国」のように扱って欲しい、「天国」のような生活がしたいと言っても無理。「天国」のような生活をしたいのなら、「地獄」から飛び出して「天国」に行かなくちゃだめ!ってこと。

 それではどんなところが「天国」でどんなところが「地獄」かってってことが判断しにくい。「地獄」の住民はそこでの生活が当たり前だと思っているわけだから彼かにとっては天国かも知れないしね。
今自分が「地獄」にいると感じている人はそこでもがくより、そこから脱出することを考えた方がいいんじゃない? 今日は「地獄」と「天国」という言葉で分けて書いたけど、人生において誰一人同じ経験をすることはない、限りなく近い経験をする人はいるかも知れないが。

 そんなことを考えながら「大泉の母の」コメントを聞いていた。


・ごっちは素敵な50歳
 今日はテアトルエコーの後藤敦さんのお芝居見に行った。今日上演した「関節炎」と言うお芝居は昨年、「ギィ・フォワシィー・コンクールで最優秀賞をとった作品だ。昨年は観に行かれなかったので今回の凱旋公演はありがたかった。

 テアトルエコーのお芝居は恵比寿のエコー劇場で上演されることが多いが、今回はエコービルの5階の稽古場をカフェ風劇場に模様替えをし、そこで行われた。エレベーターを5階で降りて驚いた。ここがあの稽古場? 私はずいぶん前にちらっとのぞいたことがあったが、すっかりパリかどこかのカフェになっていた。木の椅子が堅かったが、2本立てで1時間半ほどの公演だったのでさほど気にはならなかった。

 私の友人後藤敦さんはとっても素敵だったよ。楽しいお芝居でいっぱい笑わせてもらった。
後藤敦さんとはもう20年近いお友達だ。私が初めてちゃんとしたレギュラー番組を頂いた時に一緒だった。それはNHK教育の「あいうえお」あんまりお利口ではない3人組(男2人女1人)がすったもんだしながら国語の勉強をすると言う小学校1年生向けの番組。私がテレ朝の「スーパーモーニング」にいた時にADの若者から、「子供の時に見てました!!!」と言われ愕然としたが、結構就学前の子供たちも見ていたようだ。

 後藤さん(通称ごっち)は3人の中ではお芝居も歌も踊りも抜群にできる人で私たちのリーダー的、兄貴的存在の人だった。ちなみにもう一人の男の子は現在ウクレレみたいな楽器を持って漫談をやっている「ぴろき」こと佐藤ひろきくん。

 私たちは出演者だけではなくスタッフもお人形使いさんたちもみんなとっても仲良しでチームワークだけは自慢できた。それもごっちのおしゃべりと気遣いのおかげだったかもしれないね。
そのごっちが今日のお芝居のパンフレットによるともう50歳なんだって!エッ!マジ!!!
私は万年19歳だっていうのに、ごっちはそんなに年とっちゃったの?
でも、とっても素敵な50歳だったよ。

 テアトルエコーの現代フランス演劇同好会の公演は12月9日までやってるよ。8日も9日もマチネ、ソワレあり。
テアトルエコーのHPは http://www.t-echo.co.jp/たまには異空間でパリの香りに浸ってみるのも良いのでは?